SNS情報で子どもにサプリ、7歳男児入院の衝撃…医師が訴える危険性
サプリメントと聞くと、「体に良さそう」「不足している栄養を補える」そんなイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。特に子どもの場合、「偏食があるから心配」「ちゃんと栄養が足りているのかな」と感じたときに、サプリメントを取り入れるご家庭も少なくありません。ですが、その子どものためと思っての選択が、思わぬ健康トラブルにつながることもあるのです。
日本小児科学会の報告では、ビタミンDサプリメントの過剰摂取により、7歳の男の子が入院した事例も紹介されています。今回はこの事例をもとに、サプリメントとの付き合い方について、竹内内科小児科医院院長の五藤良将医師に伺いました。(文・吉澤恵理)
サプリメントで体調を崩すことも
――サプリメントで体調を崩すことはあるのでしょうか?
五藤医師は、サプリメントのリスクについて次のように説明します。
はい、あります。特に最近は、SNSなどの情報をきっかけにサプリメントを取り入れるケースが増えています。
保護者の方が体にいいものをと考えるお気持ちはとてもよく分かりますが、量や組み合わせによっては体に負担がかかることもあります。
ビタミンD過剰摂取の危険性
――日本小児科学会の報告にあったビタミンDでは、なぜ体調を崩してしまったのでしょうか?
五藤医師は、ビタミンD過剰摂取のメカニズムについて次のように解説します。
ビタミンDは、骨の成長や免疫に関わる大切な栄養素です。ただし脂溶性ビタミンなので、体の中にたまりやすい特徴があります。
多く摂りすぎるとカルシウムが増えすぎてしまい、吐き気やだるさ、食欲低下などの症状が出ることがあります。
注意が必要なサプリメント
――ほかにも注意が必要なサプリメントはありますか?