今さら聞けない「包茎・精通」の基礎知識とは? 男の子の親が知っておきたい10歳からの体の変化【専門家監修】

高橋幸子 (監修), 清永奈穂 (監修), フルカワマモる (イラスト)
『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』より(イラスト:フルカワマモる)
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体の変化やプライベートゾーンの悩みは、なかなか人に聞きにくいもの。
「包茎って問題なの?」「精通はいつ起きる?」といった疑問は、男の子もその親も、誰にも聞けず不安を抱えたままになりがちです。

本記事では、男の子の親が10歳前後までに押さえておきたい体の変化について、『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』の内容をもとに、一部を抜粋してご紹介します。

※本稿は、高橋幸子 (監修), 清永奈穂 (監修), フルカワマモる (イラスト)『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』(KADOKAWA)より一部抜粋、編集したものです。

体の変化を迎える男の子の保護者にお伝えしたいこと3つ

息子さんがいる保護者にお伝えしたいことは3つ!

①包茎について

包茎は、包皮を体の方に引いて亀頭が出ない状態のこと。日本人の約7割が「仮性包茎」といって、勃起をした時か手で剥いた時は亀頭が出てくる状態になっています。「仮性包茎」は広告などで「モテない」「はずかしい」とあおられがちですが、平常時も勃起時も亀頭が包皮に覆われており剥くことができない「真性包茎」と異なり、「仮性包茎」は正常な状態です。手術をする必要はありませんが、何か気になることがあれば、泌尿器科を受診しましょう。

真性包茎は大人にとっても根深い悩みです。幼少期から包皮を下げて洗洗い方を心がければ自然と皮が剥けていくので、幼少期からちゃんとレクチャーしてあげましょう。

そして、一緒にお風呂に入る時は「おちんちんの大きさや形はそれぞれ違って、顔と同じようにいろんな個性があること」を伝えてあげてください。ポジティブな言葉が息子さんの自己肯定感につながります。

②射精について

精通(はじめて起こる射精)は10歳~15歳ごろから徐々に始まります。自分の体からおしっこではない液体が出てくることで不安になり、隠してしまったりするお子さんも少なくありません。精通が来た時にお子さん自身がスムーズに処理できるように、精通が来る前の小学校低学年の段階で「そろそろパンツは自分で洗おうか」と声をかけ、お子さんがパンツを自分で洗う習慣を作っておきましょう。

③女性の生理について

『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』より(イラスト:フルカワマモる)

男の子はお母さんやお姉さんを通じて、一番初めに生理について知ることになります。お母さんには「生理で体調が悪い」ことを隠さないでもらいたいのです。「今日は生理でお腹が痛いからごはんが作れない」「生理で頭が痛いから、○○持ってきてもらえると助かるな」など積極的にアピールすると◎そして、息子さんがお母さんを気遣ってくれた後は「相手を気遣えてかっこいいね」「ありがとう、おかげで助かったよ」などの声がけを!

生理中の女性=体調が悪い人もいる、と結びつけられると、生理中の女性をいたわれる優しいマインドを身に付けることができるはずです。

 

 

10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育

高橋幸子 (監修), 清永奈穂 (監修), フルカワマモる (イラスト)『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』(KADOKAWA)

家族で読んでこの一冊で子どもを一生守る!『防犯+性教育』本 誕生!

昨今、子どもが巻き込まれる性犯罪は増加の一途をたどっています。

そんな中で「気をつけなさい」と言われても、どんな人が危険なのか、どう行動すれば身を守れるのか――その基準は小学生にとって依然あいまいです。

本書は、これまで別々に教えられることの多かった性の知識と防犯の知識を産婦人科医と防犯教育専門家の監修のもと一冊にまとめ、子どもが性犯罪から自分を守る力を確実にわかりやすく身につけられるよう構成しました。危険を察知する方法や、声をかけられたり後をつけられたりした際の具体的な行動、自分の体の大切な部分=プライベートゾーンの意味と守る理由を、物語とギャグタッチのマンガでわかりやすく解説します。

案内役はハリネズミの妖精ハリー。小学3年生の男女・りくとつばさに、これから訪れる体の変化や仕組み、防犯の基本、大声で助けを呼ぶ方法、「イヤ」とはっきり言う勇気の持ち方までを、ユーモアたっぷりのフルカラー漫画でレクチャーします。

さらに保護者向けに、家庭で実践できる性教育と防犯のポイントも記事で掲載。親子で楽しく学びながら、今日から使える知識が自然と身につく一冊です。