子が本を読むかは「親の背中」で決まる? パンダの親子が教えてくれる、言葉より大切な“見せる”子育て(思春期の子との接し方は、やさしい動物たちが教えてくれる 第8回)

一般社団法人Raise,宮本さおり

「本を読んでほしいのに読まない」「勉強しなよといってもやらない」、親の願いなどなかなか聞いてくれないのがティーンズの時期です。長年、都立高校で教員を務め『けなげに生きぬくいきもの図鑑 』の著者、生き物に学ぶナビゲーターの岡幸子先生が、ティーンズの子たちへの接し方をパンダの子育てを例に教えてくれました。

「思春期の子との接し方は、やさしい動物たちが教えてくれる」
聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり

未熟な状態で生まれるパンダの赤ちゃん

パンダは、他の哺乳類とは異なり、非常に未熟な状態で生まれてきます。生まれたばかりの赤ちゃんは、ピンク色の小さな体をしており、まだ毛も生えていません。キリンやシマウマのように、ある程度成長してから生まれてくる動物は、生まれてすぐに自分の足で立つことができますが、パンダの赤ちゃんは、ただコロンと地面に落ちるように生まれてきます。

体が小さい分、パンダの出産は比較的負担が少ないともいわれています。パンダの主食は竹ですが、