毎朝「あれどこ?」で大騒ぎの小3娘…母親が「確認してあげる」をやめた日に朝が静かになった理由
元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「忘れ物を親が防ぐほど、子どもが自分で気づく力は育たなくなる」と語ります。
毎朝「あれどこ?」の大騒ぎが続いていた小3の娘に、母親が「確認してあげる」をやめた日から、朝の風景が静かに変わっていきました。(写真はすべてイメージです)
毎朝繰り返される「あれどこ?」の大騒ぎ
毎朝、登校前に大騒ぎが起きる家庭があります。「体操服どこ?」「連絡帳出したっけ?」「あ、図工のハサミ持っていかなきゃ」。子どもが自分で準備できずに、親が一緒にバタバタして、最終的に「早くしなさい!」で終わる朝。それが毎日続くと、親も子も消耗します。
母親の絵里さん(仮名)の小学3年生の娘ミク(仮名)は、毎朝必ず何かを忘れる子でした。絵里さんは毎晩「明日の準備した?」と聞きました。ミクは「した」と言いました。でも翌朝になると何かが足りない。絵里さんは「昨日した、って言ったじゃない!」と怒り、ミクは泣き、そのまま学校に行く、という朝が続いていました。
親がやりがちな「逆効果な対応」とは
絵里さんがミクにしていたことは、すべて善意から来るものでした。しかし結果として、