離婚で「旧姓に戻る」を選んだママ 苗字が変わった息子の“意外な変化”とは?【母と息子、山梨ふたり暮らし①】

小栗詩織

シングルマザーになるという大きな決断をしたとき、避けて通れないのが「苗字(姓)をどうするか」という問題です。

かつて結婚を機に仕事を辞め、縁もゆかりもない土地にやってきた私。31歳で子どもとふたりの再出発することを決めたとき、私は迷わず「旧姓に戻る」道を選びました。

今回は、一人の女性としてのアイデンティティ、そして子どもと一緒に歩む「新しい家族のかたち」としての苗字について、私の体験をもとにお話しします。

※画像はすべてイメージです

私が「苗字を変える」と決めた理由

私が旧姓に戻した理由は、とてもシンプル。
別れた相手の苗字を名乗り続けることに、どうしても違和感があったからです。

結婚して相手の姓に入ることは、当時の私にとって「その家の一員になる」ことでした。けれど離婚を経て、私はもう「相手の家の一員」ではありません。自分のアイデンティティをクリアにし、一人の人間として自立して生きていきたいと考えたとき、かつての自分の名前を取り戻すことは、リスタートのために不可欠な要素のように感じられたのです。