水ぼうそうが再び増加中、軽症でも登園NGの理由を医師が解説

冬から初夏にかけて増加する子どもの感染症のひとつが、「水ぼうそう(水痘)」です。ワクチンの定期接種化により患者数は大きく減少していましたが、2025年以降は再び増加傾向にあり、2026年に入っても例年を上回る報告が続いています。今後、各地で集団感染が起こりうる状況です。
水ぼうそうの感染の広がり方にどう対処すべきか、竹内内科小児科医院院長の五藤良将先生に聞きました。(取材・文/吉澤恵理)
水ぼうそうが再び増加している理由

――水ぼうそうは減ったはずなのに、なぜ今また注意が必要なのでしょうか。
現在の水痘は全体としては減っていますが、感染の構造が変わってきています。そのため、局地的な流行が起こりやすくなっています。
背景として考えられるのは、いくつかの要因です。ワクチン未接種、あるいは接種が不十分な人が一定数いること、そしてワクチン接種後でも発症するブレイクスルー感染では症状が軽く、見逃されやすいことが挙げられます。
ブレイクスルー感染が広げるリスク
――ブレイクスルー感染に気づかず感染を広げるケースがあるということですか?
はい。発疹が少なく軽症のまま登園・登校してしまい、結果として周囲に広げてしまうケースもあります。
さらに、






























