「みんなには話しかけてるのに私だけ」先生からの声かけが少ない小3娘…母親が「先生が悪い」にしなかった理由

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「先生から声をかけてもらえないという傷は、先生が変わるのを待つより、自分から小さく動くことで変わることがある」と語ります。
「先生、あまり私に声かけてくれない気がする」と言った小3の娘に、母親が「自分から動く」という選択肢を渡したことで、見える景色が変わりました。(写真はすべてイメージです)
「私だけあんまり」という違和感
小学3年生のユイ(仮名)は、担任の先生のことは好きです。嫌いだとか怖いだとかではない。ただ、母親の陽子さん(仮名)に「先生、あまり私に声かけてくれない気がする」と言ったことがありました。「みんなには話しかけてるのに、私だけあんまり」。
陽子さんはその言葉を聞いて、どう受け取ればいいかわかりませんでした。先生に不満を持っているのか、でも「嫌い」というわけではない。クラスで問題があるわけでも、いじめがあるわけでもない。ただ、先生からの声かけが少ない気がする。その「気がする」は事実なのか、ユイの思い込みなのか、判断できませんでした。
「先生ってどういうときに声かけてくれてる?」と陽子さんは聞きました。「発表したときとか、当てられたとき。でもそういう以外だと、あんまり」とユイは答えました。「他の子はどう?」「RちゃんとかSちゃんは、先生と普通に話してる感じ。給食の時間とかでも」。
「見てもらえていない」という感覚の正体
ユイが感じているのは






























