「ごめんね」「いいよ」を繰り返した小4娘が突然泣き崩れた…“聞き分けの良い子”が、心に溜め込んでいたもの

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「『いいよ』と言い続けることは優しさではなく、感情に蓋をすることだ。その蓋はいつか外れる」と語ります。「ごめんね」「いいよ」を繰り返しながら本音を飲み込んできた小4の娘が、ある日突然泣き崩れるまで、母親は何が積み重なっていたかに気づけませんでした。(写真はすべてイメージです)
「ごめんね」「いいよ」が繰り返されるとき

「ごめんね」「いいよ」。子どもの世界では、この二つの言葉が何度も繰り返されます。謝られたら許す。許したらまた同じことが起きる。また謝られて、また許す。その繰り返しが続いたある日、子どもが突然「もう一緒に遊びたくない」と言い出したり、急に泣き出したりすることがあります。
小学4年生のナツキ(仮名)は、仲のいいクラスメートのサクラ(仮名)に対して「いいよ」を繰り返していました。
サクラはナツキのものを断りなく使う、約束を忘れる、都合が悪くなると「ごめん」と言ってやり過ごす。ナツキはそのたびに「いいよ」と言っていました。でも本当は、いいよとは思っていなかった。
母親の加奈子さん(仮名)がそれに気づいたのは、ナツキが突然「サクラとはもう友達じゃない」と言って泣き出した日でした。それまで普通に遊んでいたように見えていた関係が、ある日を境に崩れたように見えた。
しかし実際には、






























