きょうだいの年の差は近い方が得? FPママが実感した“9歳差育児”の学費負担

畠中雅子

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きょうだいの年齢差と家計に与える教育費の関係について、考えたことはありますか?

「年齢差が少ない場合は子育て費が集中する一方で、教育費の負担が終わる時期が比較的早く、その後に老後資金を準備する時間を確保しやすいという面もあります」と語るファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん。

ご自身の体験談も踏まえて、きょうだいの年齢差と教育費、そして将来の生活設計との関係を解説します。

※本稿は畠中雅子(著)『働くママのための妊娠・出産・ 育児のお金と制度、ぜんぶ教えてください!』(日東書院本社)から一部抜粋・編集したものです。

生活設計から考えると年齢差は少ないほうがラク?

きょうだいの年齢差に正解はありませんが、生活設計の視点で考えると年齢差は少ないほうが将来はラクになります。年齢差が少ないと子育て費のかかる期間が短く、老後資金を貯める時間的な余裕が残されるからです。

幼少期の子育ては大変ですが、年齢差の少ないきょうだいであれば、習い事を一緒にさせられたり、子ども同士で遊んでくれる時間も長かったり、受験期も受験情報が古くなりにくいというメリットが。

マイホームの返済終了時期や老後資金準備などを考えると、産む時期を悩んで先送りにするほうがリスクは高いかもしれません。

年齢差別の教育費のかかる期間の例

畠中先生が実感!
長女と次男が9歳差の我が家、私立校の学費を約20年も負担することに

我が家は、第1子と第2子が6歳差、第2子と第3子が3歳差。第1子と第3子には9歳の年齢差があります。そのため教育資金の負担が長期化しました。

第1子は私立中学に入学したため、第3子が私立大学を卒業するまでの約20年間、私学の学費を負担し続ける結果となり、老後資金を貯める時間的余裕のないまま夫は定年に。

「年歳差を空けずに第2子を産めば…」と、後悔したことが何度もありました。自分自身の経験からも「年齢差は少ないほど、家計にとってはあとがラク」と伝えたいです。


畠中雅子(著)『働くママのための妊娠・出産・育児のお金と制度、ぜんぶ教えてください!』(辰巳出版)

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著者は、二男一女の母としての経験をもとに、『たまごクラブ』のお金特集を30年以上監修してきたファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生。

プレママ&ママたちが抱える「こんなとき、どうしたらいい?」の疑問に対して、使える制度や助成を、しっかりお答えします。