部活後に勉強できない理由は「やる気」ではない 中学生が勉強を始められる“5分間のウォーミングアップ”

部活から帰ってくると疲れていて、勉強に手がつかない…そんな中学生は少なくありません。机に向かっても集中できず、気づけば時間だけが過ぎてしまうことも。実はこうした状態は、やる気の問題ではなく“勉強への入り方”に原因があるのかもしれません。
個別指導塾「学研CAIスクール稲沢駅西校」スクール長・鎌田則和さんの著書より、勉強を習慣にするための「5分間のウォーミングアップ」をご紹介します。
※本稿は、『部活をがんばる中学生のための勉強法』(鎌田則和/秀和システム新社)から一部抜粋・編集したものです。
脳にもウォーミングアップが必要

自宅学習では、勉強をしようと思っても「始めるまでが大変」って人は多いのではないでしょうか? いざ机に向かってもなかなか手につかなかったり、すぐに心が折れてしまったり……。実はこれ、自然なことなのです。
スポーツをする場合、いきなり本番の運動を始めるのではなく、まずウォーミングアップ(準備運動)から始めますよね。ウォーミングアップで身体を温めておかないと、いきなり調子は出ませんし、ケガをしてしまうこともあります。
それと同じで、脳にもウォーミングアップが必要です。やる気が出るまで待っていると、いつまでたっても脳が温まらず、勉強に取りかかることができません。面倒だと思っても、とりあえず「5分間だけ」簡単な勉強をしてみるのが大切です。
ハードルは低くしてOK!
このとき、ウォーミングアップとしてやる勉強は、できるだけハードルを低くするのがコツです。例えば、こんな感じです。
・教科書を広げて、1ページだけ読んでみる。
・数学の基本問題を1問だけ解いてみる。
・英単語を1個だけ暗記してみる。
・漢字の書き取りを1つだけやってみる。
そうやって実際に取りかかってみると、少しずつ気分が乗ってきて、いつの間にか勉強に集中できていた、というのはよくある話です。
元塾生で、勉強を始めるとき、まずは授業で板書したノートを一通り確認し、教科書の音読をしてから勉強を始めることを習慣にしている子がいました。そうすると、その後に難しい問題や苦手教科の復習にもスッと入っていけるのだそうです。気分のムラと勉強しない日をなくし、その積み重ねで、好成績を維持することができました。
勉強しない日を作らないことが大切

「1問だけ解いて、解き終わったときに次の問題に取り組むかやめるか考えよう」
どうしても気分が乗らないときは、それくらいハードルを下げて良いのです。何もやらないよりは全然マシ! そこには大きな差があります。
大切なのは、どんなに気分が乗らなくても、疲れていても、ちゃんと机に向かい、教科書を広げる習慣をつけること。勉強しなかった日を1回でも作ってしまうと、「今日もいいか」という気持ちが生まれ、そんな日がどんどん増えていってしまいます。それを防ぐためにも5分間のウォーミングアップで、「やって当たり前」の習慣を身につけましょう。
まとめ:とにかく「5分間だけ」勉強してみよう
・気が乗らないときでも5分間だけ机に向かって、脳のウォーミングアップを行おう。
・毎日5分間でも勉強を続けて、勉強しない日をなくし、勉強する習慣をつけよう。
『部活をがんばる中学生のための勉強法』(鎌田則和/秀和システム新社)
「毎日が忙しくて、勉強する時間がない」
「部活で疲れて、家に帰るとヘトヘト……とても勉強する気になれない」
「勉強をしなければいけないと思うけど、なかなか手をつけられず、気づいたらもう寝る時間」
「勉強の合間に少し気分転換と思ってゲームをし出したら、あっという間に時間が過ぎてしまった……」
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