水泳前の腹痛に悩む小4息子…母が「私にもわからない」と本音を漏らした夜、わが子が話し始めた本心

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「子どもに判断を委ねることは、親として無責任なことではない」と語ります。
水泳教室に行くたびに腹痛を訴える小4の息子に、母親が「わからない」と正直に打ち明けた日、二人の間に新しい会話が生まれました。
(写真はすべてイメージです)
行くたびに腹痛が出る、でも行けば泳げる

小学4年生のソウスケ(仮名)は、水泳教室に行くたびに「お腹が痛い」と言った。でも行ってみると泳げる。帰ってきたら「楽しかった」と言うこともある。やめたいと言うわけでもないが、行く前になると必ず体に何かが出る。母親の純子さん(仮名)は、その繰り返しに疲れ始めていた。
腹痛は本物だった。仮病ではない。ソウスケの顔色は確かに悪くなる。でも連れて行くと普通に泳ぐ。そのギャップが、純子さんを混乱させていた。やめさせるべきか、続けさせるべきか。純子さんの中でその問いがずっとぐるぐるしていた。お金もかかっている、続けることで体力もつく、でもソウスケが苦しそうなのも事実。毎週送り出すことが、純子さんにとっても消耗になっていった。
「決められない」状態を正直に伝える
ある日、純子さんはソウスケに言った。





























