「バタ足ガチ勢」ほど沈みやすい?泳げない子が水中で進まない納得の理由

トモキン

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速く泳ぎたい!という思いから、力いっぱいバタ足を頑張る子は多いもの。しかし「バタ足ガチ勢」になるほど、子どもの体は水中に沈みやすくなってしまいます。

25mを泳げるようになるために大切なのは、実はキックではなく「上手に浮くこと」です。

水泳初心者が水中で前進できない理由と、子どもが勝手に前進するようになる「脱力法」を、SNSやYouTubeで大人気の水泳指導者・トモキンさんの著書より公開します。

※本稿は、トモキン (著)『水が怖い子でも泳げる!自信がつく! 魔法のスイミングレクチャー 』(日本文芸社)より一部抜粋、編集したものです。

浮ければ永遠に泳げるぞ トモキン式「浮き」メソッド

つねに意識したい「今、浮けているか?」

クロールで25mを泳ぐ上で、「キック」や「ストローク」よりも大事なのは「浮く」ことです。これは声を大にして言いたい重要なポイント。基本的に、脱力して浮くことができれば、それだけでクロールは成り立つのです。

よく「前に進まないから25m泳ぎきれない」という悩みを耳にします。水泳の初心者が水中で前進できない理由は「カラダが沈んでいるから」です。カラダが沈んだ状態で必死にもがいているから、進まないし、苦しい思いをすると言えます。

そもそも、25m泳ぎたいのなら進もうとしてはダメ。進もうとするほどに姿勢は崩れます。進もうなんて考えずに、とにかく「浮く」ことだけを意識してみましょう。泳いでいるときに頭に思い浮かべてよいのは、「今、浮けているかな?」ということだけ。それぐらい「浮き」は水泳にとって大事な要素です。むしろ、浮ければ絶対に25 m泳ぎきれますよ。

本当はキックなんかいらない 浮けていれば必ず前進する

ボーっと浮いていればいつか反対側に着く

まずは、あお向けの姿勢で「背浮き」に挑戦してみましょう。はじめは、耳に水が入るのを嫌がってカラダに力が入りがちです。親は子どもの頭や腰を支えてサポートしてあげるとよいでしょう。背浮きができるようになったら、うつ伏せで「ふし浮き」にトライします。息継ぎを行う必要はないので、5秒程度で立ち上がってOK。顔を水につけた状態でも力を抜いて浮くことができるようになるのを目指しましょう。

基本的に、力が抜けないと浮くことはできません。だからこそ、「脱力」が子どもの課題になりやすいと言えます。いくら「抜きなさい!」と声をかけても力を抜けない子も多いはずです。そんなときは、遊びの中で浮く感覚を身につけましょう。水中鬼ごっこの途中に浮く時間を追加するのもおすすめ。遊びの動作に「浮く」動作を加えることで、子どもが身構えるのを避けられます。

ドリル:背浮き

■目標:あお向けで浮けるようになる
■回数目安:6秒ぐらい

リラックスした状態であお向けで浮く

ドリル:ふし浮き

■目標:うつ伏せで浮けるようになる
■回数目安:6秒ぐらい

リラックスした状態でうつ伏せで浮く

水が怖い子でも泳げる!自信がつく! 魔法のスイミングレクチャー

トモキン (著)『水が怖い子でも泳げる!自信がつく! 魔法のスイミングレクチャー 』(日本文芸社)

スイミングスクールに通えなくても大丈夫!
「水が嫌」から「泳ぎが楽しい!」に変わる魔法のスイミングレクチャーを大公開!

学校の水泳授業が減り、泳げない子どもが増える中で、スイミングスクールに通う時間や費用を確保できない家庭も少なくありません。
「子どもに泳げるようになってほしいけど、どう教えればいいかわからない」そんな親に向けた、家庭で使える水泳指導書です。

実は、子どもが泳げない原因は、体の使い方や運動神経ではなく「呼吸と恐怖心」にあります。
●顔を洗えるなら水は怖くない
●苦しくならない息つぎのコツは「息を止める」こと
●キックで前に進む必要なし
など、目からウロコなちょっとしたコツで、子どもはみるみる泳げるように。

本書では「クロールで25m泳げる」を目標に、初心者の親でも安全に教えられる段階的メソッドを体系化。
水への恐怖心を和らげるステップから始まり、1水に慣れる 2水の中で呼吸 3浮く、といった基本動作を一つずつクリアしていくプログラムで、誰でも無理なく泳げるようになります。

さらに、プールを嫌がる子への声かけや補助道具の選び方、プールにいないときでもできる練習法など、家庭で知りたいポイントも丁寧に解説。

「学校の授業で遅れを取りたくない」「泳げるようになって自信をつけてほしい」そんな方へ。
スイミングスクールに通うことが難しい家庭でも、プロの指導を再現できる一冊です。