学童弁当を乗り切れ!疲れないお弁当作り5つのコツ&安全対策の基本
学童を利用している家庭にとって、長期休暇の大きな悩みのひとつが毎日のお弁当づくり。「できるだけ負担を減らしたい」「子どもが喜んで食べてくれるお弁当にしたい」と思う一方で、暑い季節は食中毒を防ぐための安全対策にも気を配る必要があります。
今回は、毎日の学童弁当を無理なく続けるためのお弁当作りのコツや、夏場に気をつけたい安全対策について、野上優佳子さんの著書からご紹介します。
※本稿は、野上優佳子 (著)『学童弁当 月~金の5日間×6週間、30日分のマラソンレシピ』(小学館クリエイティブ)より一部抜粋、編集したものです。
「学童弁当マラソン」をのりきるための5つのコツ
1まとめ買いと使いまわしで時間も食材も無駄ナシ!
週末の買い出しや、宅配サービスなどを利用して、その週に使う食材をまとめて確保。あとは手持ちの食材を使いまわして5日間の平日をのりきろう!
2献立はシンプル・イズ・ベスト!
基本は「ごはん+主菜(肉や魚)+副菜(野菜)」の3品でOK。これに「水曜はパン」「金曜は麺」「週1 回は丼など一品もの」とおおよその固定ルールをつくってルーティン化すると、献立づくりも買い物もラクになります。
3食べたいものが入っていれば、それでよし!
長期休み、特に夏は平日5 日間× 6 週間前後の長丁場です。全部の栄養を100点満点で詰めこまなくちゃいけない、なんてことはありません。お弁当は朝と夜の“つなぎ”ですから、1日3食のなかでバランスはとれます。お弁当だけ特別に考えず「盛りこみすぎず、がんばりすぎない」のが大事です。
4レシピには自由度がある。便利なものはどんどん活用!
お弁当は自由。手持ちにレシピと同じ食材がないときは似ているもので代用すればよし、つくる時間がなければ市販の冷凍食品やお惣菜を活用するもよし。手づくりにこだわりすぎず、軽やかに、ハイブリッドでいきましょう。
5一番大事なのは「安心して食べられること」
せっかく手をかけて見栄えがよくても、食べてお腹が痛くなったりしたらとても悲しい私は、おいしさや見栄えよりも「傷んでいないこと」がお弁当で一番大事と思っています。衛生面はしっかり気を配りたい。次で対策をいろいろと紹介しているので、参考にしてもらえるとうれしいです。
安全対策に気を配ろう
大切なお子さんに持たせる学童弁当だからこそ、食材が傷みやすい夏の保冷対策だけでなく、調理時の衛生面や食べる子どもの安全には細心の注意を払いたいところ。気をつけるべきポイントをまとめます。
手指や調理まわりは清潔を意識しよう
手洗いを入念にして、調理の際はキッチンや調理器具を、盛りつけの際はお弁当箱を清潔に保ち、直に食材を触らないように注意する。そうして傷みの予防対策をしながらも、心配は尽きないものですよね。ならばいっそポリ手袋を使うのが安全で効率的。傷口やばんそうこうは菌が繁殖しやすく、指輪やネイルは手洗いしても汚れが残りがち。手袋ならそれらを一気に解決してくれます。
「箸の使いまわし」に気をつける
つい見逃しがちなのが、生肉や生魚を調理した箸で加熱済みのおかずを触ってしまう「箸の使いまわし」。盛りつけの際は箸先をキッチンペーパーで拭くクセをつけておくといいでしょう。傷みや菌の繁殖を予防できるだけでなく、味の混ざりもなくなるので安心です。
しっかり火を通し、よく冷ます
肉や魚、卵は中心まで完全に火を通し、金網やザルにキッチンペーパーを敷いて冷ませば、上と下の両方から蒸気が逃げ、ペーパーが汁気も吸い取ってくれるから効率的。見落としがちなのが、ハムなどの食肉加工品やちくわなどの練りもの、ケチャップやソース類にも火を通すこと。「開封後に冷蔵保存してあるものは火を通す」のも傷み予防のポイント。
生野菜や果物の注意点
特に夏場は、基本的に生野菜は使わないほうがベターですが、ミニトマトや、いちご、ぶどうなどを入れる場合は、ヘタや軸を取り、その部分に汚れが残りやすいので、キッチンペーパーでよく拭いてから詰めましょう。そのうえで、ごはんやおかずとしっかり仕切るか、お弁当とは別容器に入れるようにすると安全です。
子どもが安全に食べられるサイズを確認しよう
衛生面だけでなく、安全面にも注意が必要です。ミニトマト、ぶどう、うずらの卵など、のどに詰まってしまう可能性があるサイズのものは、半分に切って入れるなどの工夫を。特に小学1年生のお子さんは、お弁当が始まる前に、ひと口で食べられるサイズ感を自宅での食事で確認しておくと安心です。また、噛み切りづらいもの、飲みこみづらいものがないかも一緒に確認してみてください。

野上優佳子 (著)『学童弁当 月~金の5日間×6週間、30日分のマラソンレシピ』(小学館クリエイティブ)
小学生になった子どもの夏休み。共働きやシングルで子育てをする家庭の悩みの種が、学童保育に預けるわが子のお弁当です。
保育園、幼稚園、こども園、小学校と給食だった家庭では特に、初めての夏休みに「いきなり毎日お弁当を持たせるの!?」と頭を抱えてしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
本書はそんな学童キッズと、共働きママさんパパさんのためのお弁当レシピ集です。
テレビ番組や雑誌などで活躍する、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子さんが、夏休み期間の約6週間×平日5日間を想定して作った、小学生の子どもが喜ぶお弁当レシピを30メニュー紹介します。
実は朝の忙しい時間でも簡単に作れる「からあげ弁当」や「しょうが焼き弁当」といった定番から、「サバ缶を使ったサンドイッチ」や「ピザトースト」といった手軽なパンメニュー、子どものテンションが上がる「スパゲッティ」や「オムライス」、さらには「肉巻きおにぎり」、「からくないガパオライス」、夏にぴったりの「冷やしうどん」といったちょっとした変わり種まで、ひと夏をラクに、おいしく乗り切るお弁当アイデアが詰まった1冊です。




































