毎日一人で帰宅する小4息子…「誘われない」の裏にあった、母親も気づかなかった本当の理由

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「見えていることと感じていることは違う。その違いに気づくことが親が焦る前にすべき最初のことだ」と語ります。放課後に誰にも誘われない日が続く小4の息子に、母親が「授業中や休み時間は誰かと話してる?」と丁寧に確認したことで、見えていた状況の意味が変わりました。(写真はすべてイメージです)
放課後に誰かと約束することがなくなった
小学4年生のタイヨウ(仮名)は、2学期に入ってから放課後に誰かと約束して帰ってくることがほとんどなくなりました。昨年度まではたまに友達と遊ぶ約束をして帰ってきていたのに、最近は毎日一人で帰宅します。
母親の幸子さん(仮名)はそれが続くうちに、だんだん気になってきました。一日、二日ではなく、一週間、二週間と続くと、「何か問題があるのではないか」という不安が積み重なっていきました。
「最近、放課後誰かと遊ぶ約束してないの?」と幸子さんはタイヨウに聞きました。「してない」とタイヨウは答えました。「なんで?」「別にしたいと思わないから」という答えが返ってきました。
幸子さんは「誰かに誘ってもらえないの?」と聞きました。タイヨウは少し間を置いて「誘われない」と言いました。
言葉を丁寧に解きほぐす
この会話で幸子さんが感じた焦りは、非常に自然なものです。子どもが遊びに誘われない状況が続くことは、いじめや仲間外れの可能性として、






























