「先生、ハズレ」と漏らす小3息子…母が「そんなこと言っちゃダメ」を封印して見えた、言葉の裏のSOS

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「子どもが先生への不満を言えなくなることの方が、言えることよりも問題だ」と語ります。「あの先生、ハズレ」と言って帰ってきた小3の息子に、母親がとっさに「そんなこと言っちゃダメ」と返してしまった夜から、親子の関わり方が変わっていきました。(写真はすべてイメージです)
「先生の悪口は言わせてはいけない」という思い込み

「今日も先生がうるさかった」「なんで○○先生ばっかり怒るの」「あの先生、絶対ハズレだよ」。
子どもがそんなことを言って帰ってきたとき、親はどう返せばいいのか。同意すべきか、たしなめるべきか。迷いながらとっさに「そんなこと言っちゃダメ」と返してしまい、子どもが黙り込む。そういう夜が繰り返された、という話はよく聞きます。
母親の奈緒さん(仮名)の小学3年生の息子ケンジ(仮名)は、新学期が始まってすぐ、「担任の吉田先生(仮名)が怖い」と言い始めました。怒鳴る先生ではないようでしたが、






























