宿題を「やった」と言うのに毎回半分以上間違える小3息子…母親が気づいた「やった」と「できた」の違い

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「『やった』の中身を豊かにすることが、学習習慣を本当の意味で変えていく」と語ります。
宿題を「やった」と言うのに毎回半分以上間違えていた小3の息子に、母親が「なんで間違えてるの」をやめて「どこで間違えたと思う?」と聞くようにした日から、息子の宿題が変わり始めました。(写真はすべてイメージです)
「やった」のに全部間違えている

「宿題やった?」「やった」。この会話を信じてサインをしたら、翌日先生から「全問間違えていました」と言われた。そういう経験をした親は少なくありません。
やった、と言ったのは嘘ではないのかもしれない。でも内容が間違っている。子どもにとっての「やった」と、親が期待する「やった」の間には、大きなギャップがあることがあります。
母親の晴子さん(仮名)の小学3年生の息子リク(仮名)は、漢字ドリルを毎晩「やった」と言って提出していましたが、毎回半分以上間違えていました。先生から「家でもう少し確認していただけますか」という連絡が来ました。
晴子さんはリクに「なんで間違えてるの」と聞くと、リクは「わからない」と答えました。やった、でも間違えている。わからない。この状況の構造を、晴子さんはどう理解すればよかったのか。
「やった」≠「正しくできた」の理由
リクにとっての「宿題をやった」は、






























