癇癪がひどい三男をかわいいと思えない…育児書200冊を読んでも消えなかった母の苦悩のその後
兄弟なのにどうしてこんなに違うのだろう。上の子には通じた方法が、下の子にはまったく効かない。そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。『ただ見守る科学的子育て―3兄弟が一橋、慶應、東京藝大に合格! わが子に主体性が勝手に身に付く最も簡単な方法』(Gakken)の著者、たかもりくみこさんも悩み続けた一人でした。
三男の子育てに苦労したと話すたかもりさんがたどり着いたのは、子どもに向けていた視線を自分に向けてみることでした。
(聞き手・文/一般社団法人Raise・宮本さおり)※写真はすべてイメージです
三男が生まれて、すべてが変わった
同じお腹から生まれてきたとはいえ、兄弟は本当にそれぞれ個性が違います。私は三人の男の子を育ててきましたが、次男までは「まあ大変だけれど、楽しくやれているな」と思っていました。
長男は、いわゆる少年少女タイプというのでしょうか。好奇心旺盛で、気づくと公園から飛び出してしまうような子でした。一人遊びが苦手で、常に誰かと関わっていたいタイプ。大変ではありましたが、まあ、男の子だし、こんなものかと考えて乗り切ることができました。次男は癒し系で、じっと座って工作をするのが大好きな子でした。手がかからず、育てやすい子でしたから、長男と次男の二人だけの頃は、家の中もとても平和だったのです。
ところが、三男が生まれてから状況は一変しました。三男は生後1ヶ月の頃から、いつも怒っているような赤ちゃんで、キーキーと声をあげては不満を訴える毎日。夜は寝ないし、授乳も飲んだり飲まなかったり。少し大きくなると、お店で大の字になって寝そべり、地団駄を踏んで泣き叫ぶようなこともあるほどの癇癪持ち。
これまでの子育てがまったく通用しない子だったのです。正直に言えば、私はこの子をかわいいと思えなくなっていました。
200冊以上の育児書にも答えがなかった
当時、私は