「みんな持ってるのに自分だけ」と落ち込む小5息子…父親が「買う前」に気づいた本当の欲求

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「『みんな持ってる』という訴えの多くは、物への欲求ではなくグループへの帰属欲求の表れだ」と語ります。
新しいゲームを持っていないことで話に入れなかった小5の息子に、父親が「その外れた感覚をどうするか」を一緒に考えたことで、疎外感への向き合い方が見えてきました。(写真はすべてイメージです)
「自分だけ持ってない」が繰り返される
小学5年生のケンタ(仮名)は「みんな持ってるのに自分だけ持ってない」と言い続けます。去年はゲームの新作、その前はカード、最近では特定のスニーカー。そのたびに「クラスで自分だけ持ってない」「みんな知ってるのに自分だけ知らない」と言って落ち込みます。
父親の拓哉さん(仮名)は、最初は「みんなが持ってるわけじゃない」と事実確認をしていましたが、それがケンタには全然届かないことに気づいていました。
ある日、ケンタが「学校で新しいゲームの話してたけど、自分だけ持ってないから話に入れなかった」と言いました。拓哉さんは






























