塾に通う幸せな子と不幸せな子…その差を分けていたのは、家庭で交わされる言葉だった

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「塾での経験を子どもがどう意味づけているかは、家庭での関わり方によって変えていくことができる」と語ります。
同じ塾の同じクラスに通う幼なじみ2人の表情が対照的になっていったことに気づいた母親たちが、比較と失敗の扱い方を見直した記録です。(写真はすべてイメージです)
同じ塾、同じクラス、対照的な表情
同じ塾に通い、同じカリキュラムをこなしているはずなのに、生き生きとした表情で通う子どもと、次第に表情が曇っていく子どもがいます。小学5年生のハル(仮名)とソラ(仮名)は、同じ塾の同じクラスに通う幼なじみですが、二人の塾に対する感情は次第に対照的なものになっていきました。
ハルは「今日の授業、面白い問題があった」と嬉しそうに話す一方、ソラは塾のカバンを見るだけでため息をつくようになっていました。二人の母親同士も親しく、ある日の立ち話で、この対照的な様子について話す機会があったといいます。
この違いを生んでいるものは、塾のカリキュラムの内容そのものよりも、






























