テスト勉強は2週間前じゃ遅い? 中学生が「3週間前」から始めるべき理由

清水章弘

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 「テスト勉強、いつから始めればいいの?」と迷っていませんか?

目安はテストの3週間前。早めに始めて、少しずつ「覚える・解く」を進めておけば、直前になって慌てずにすみます。

さらに、テストが返ってきた後も大切です。点数だけを見て一喜一憂するのではなく、「なぜできなかったのか」「次は何をすればいいのか」を考えることで、次のテストにつながる力が身につきます。

テストを味方につける、計画と振り返りの方法を紹介します。

※本稿は、清水章弘(著)『面白いほど成績が上がる 中学生からの勉強のやり方 (動画つき・アップデート版)』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋、編集したものです。

テスト勉強っていつ始めるの?

ポイント
テストは、「目標達成力」で決まる!

それでは、テストの具体的な攻略法に入っていきましょう。
まず最初に、テスト対策はいつから始めればいいのでしょうか。
人(タイプ)によって違うのですが、3週間前が目安です。
「はやっ!」と思う人もいるかもしれません。それは後で説明しましょう。
また、「人(タイプ)によって違う」というのも気になりますよね。
そこを先に説明します。

なんと、人によっては「テスト対策なんてほとんど必要ない」という人もいるのです。
「それは頭がいい人でしょ?」と思うかもしれません。それは違います。
テスト対策が必要ない人は、「あらかじめ準備ができている人」です。

「準備…」と聞いてピンときたら、あなたはいいセンスの持ち主。
何が「テストの準備」だったのでしょうか?
はい、そうです。「復習」でしたね。復習はテストの準備でした。

地道に復習ができていれば、テスト対策なんてほとんど必要ありません。
究極の理想をいえば、復習の段階で「テストはいつ行われてもだいじょうぶ」としておくのがいいでしょう。でも、それができるのは、かなりのコツコツ型の人。
コツコツ型の人にとっては、テスト勉強は最後にちょこっと調整するだけでいいのですが、多くの人はコツコツ型ではありません。
しっかりとしたテスト勉強が必要になってきます。

では、話を元に戻しましょう。3週間前が目安、という話でしたね。
「あれ、学校の先生には2週間前って言われた気がするんだけど…」と思う人もいるのではないでしょうか。
おそらく、最も多い意見が「テスト勉強は2 週間前から」です。
でも、みなさん、よくこういう経験をしていませんか?

「テスト直前になって、先生の授業進度が一気に速くなって、急に範囲が増えた!」
「テスト直前に習った範囲に手が回らなかったら、そこから大半が出題された!」

ありますよね、こういう悲劇…。わかります、すごくよくわかります…。僕も中学生のとき、困っていましたから。

でも、僕、ふと気がついたのです。「2週間前から始めなさい、というのは、ふだんよく復習している人向けの言葉なのでは…?」と。
だってそうですよね、授業はどんどん進んでいくなかで、それも定着させていきながら過去にやったことを復習する時間なんてあるはずありませんから。

テスト前にあたふたしたくない人は、3週間前から始める必要があるのです。
具体的には、次のようにやってみてください。


3週間前~2週間前
それまでにやった範囲を1回覚える&解く

2週間前~テスト前々日
それまでにやった範囲の2回目をやりながら、授業が進んだ分の定着を図る

テスト前日
次の日の試験科目をやる

ポイントは、2週間前の段階で、それまでにやったことを1通りマスターしておくこと。これでバッチリです!

テストが返ってきたら?

さて、最後にテストが返ってきた後のことも書いておきましょう。
もし、みなさんが今回のテストに気合いを入れて取り組んだのであれば、テストが返ってくるとき、いつも以上にドキドキしているのではないかと思います。
点数がよかった教科は素直に喜んでください。でも、なかにはうまくいかなかった教科もあると思います。そのときは注意が必要です。

多くの人は、がんばってもうまくいかなかった教科を、「うわー、最悪。これだけやったのにできなかった!」と思ってしまいます。
こういうときこそ気をつけましょう。

「これだけやったのにできなかった!」を何回か続けてしまうと、
「どうせやってもできないから、やるのはムダだ。もうやらない!」となってしまいます。
「自分はやってもできない」ということを学習してしまうのです(これを心理学の用語で「学習性無力感」といいます)。
そうならないために、すぐに正しい反省をしましょう。

・まちがった反省→「点数」だけを見る
・正しい反省→「何をすべきだったのか」を考える

まちがった反省とは、点数だけを見て一喜一憂することです。一方、正しい反省とは、一問ずつ「なぜできなかったのか」を見て、「何をすべきだったのか」を考えることです。

テストの傾向分析のときのように、まちがったところを一問ずつ見ていきながら、「なぜできなかったのか」を考えていきましょう。

返却されたときは、テスト勉強の記憶も残っていると思いますので、返却された日に反省をするよう心がけてください。

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