「母親に好きなものをバカにされる」静かに傷つく小5女子に、先生が教える「やめて」の伝え方
自分の好きなものを、身近な人にバカにされたら、誰だって悲しいもの。
小学5年生の女の子から寄せられたのは、母親に好きなものをバカにされ、やめてほしいと伝えても聞いてもらえないという悩み。兵庫県の私立小学校教諭・樋口綾香先生の回答を、『だれにも聞けない!ヒミツのしつもん180』(小学館)よりご紹介します。
※本稿は、小学館「みんなの教育技術」編集部 (編集) 『だれにも聞けない!ヒミツのしつもん180』(小学館)より一部抜粋、編集したものです。
わたしが好きなものを母がバカにするのをやめさせたい
先生なら、こんなときどう伝えますか?わたしの好きなものを、母がバカにしてくるんです。イヤなのでやめてほしいと言っても、やめてくれません。どうしたらいいのでしょうか。
(小5女子)
わたしもそんなふうに悩んだことがありました
好きなものをバカにされると、自分を否定されたような気持ちになりますよね。イヤだと感じたこと、とてもよくわかります。
なぜおとなは子どもの好きなものをわかってくれないんだろう──、わたしもそんなふうに悩んだことがありました。
子どもが見ている景色を知らない、あるいは知ろうとしていないのかもしれません。そしてその景色に対して勝手に価値を決めてしまっているのかも。
知らないことや決めつけてしまうことがどれだけ相手を傷つけることになるかをちゃんとわかっていないのかもしれませんね。だから、こうやってあなたが悩んでいることを、「やめて」よりももっとくわしく伝えてみましょう。
わたしだったら、「お母さんの好きなものは何? それをバカにされたらどう思う? わたしはとてもイヤな気持ちがしたよ。悲しかったよ。だからもうバカにしないで」と、はっきり伝えます。
おとなだって、自分の好きなことをわかってもらえなかったらさみしいし、ムカッとくるし、イラッとしてしまう。それをちゃんとわかってもらうのです。
親しき中にも礼儀あり。たとえ家族であっても、相手の好きなものを尊重することは大切なことです。
言葉とともにあなたの思いが伝わりますように。
(兵庫県私立小学校教諭 樋口綾香先生)
小学館「みんなの教育技術」編集部 (編集) 『だれにも聞けない!ヒミツのしつもん180』(小学館)
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