赤ちゃんの下痢が気になる…病院に行くべき目安は? 小児科医が教える見逃せないポイントと対処

五藤良将,吉澤恵理
2026.07.05 22:47 2026.07.06 07:00

小児科医に診察される赤ちゃん

朝まで元気だったのに、突然始まった下痢。「何か悪いものを食べたのかな」「病院へ行った方がいいのかな」と不安になった経験のある保護者も多いのではないでしょうか。特に初めての育児では、便の状態ひとつで心配になってしまうものです。小さな子どもの下痢は決して珍しい症状ではありませんが、どう対応すればよいのか迷うこともあるはず。

竹内内科小児科医院院長の五藤良将医師に、子どもの下痢について保護者が知っておきたいポイントを伺いました。(取材・文/吉澤恵理)

下痢をしても「便だけ」を見ない

特に初めてのお子さんの場合、下痢をすると不安になると思います。ただ、まずお伝えしたいのは、下痢は子どもによく見られる症状だということです。と五藤医師は話します。

――子どもが急に下痢をすると、保護者はどうしても慌ててしまいます。

五藤医師:特に初めてのお子さんの場合は、不安になると思います。ただ、まずお伝えしたいのは、下痢は子どもによく見られる症状だということです。下痢をしたからといって、必ずしも病気とは限りません。大切なのは便だけを見るのではなく、お子さん全体の様子を見ることです。

――全体の様子というと、どのような点でしょうか。

五藤医師:観察していただきたい点は、機嫌はどうか、母乳やミルク、水分は飲めているか、おしっこは出ているか、普段どおり遊べているかといったことです。便がゆるくても元気に遊び、水分も取れているのであれば、少し様子を見ても問題ないケースも少なくありません。反対に、下痢の回数がそれほど多くなくても元気がなくぐったりしている場合は注意が必要です。

【まず確認したいポイント】

五藤良将

五藤良将

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防衛医科大学校医学部卒業後、自衛隊関係病院、千葉県を中心とした病院勤務を経て、2019年9月から東京都田園調布の竹内内科小児科医院を継承し院長。2021年10月から医療法人社団五良会の理事長となる。五良会クリニック白金高輪、五良ファミリークリニックセンター南と分院も展開している。

日本内科認定医、日本抗加齢医学会専門医、日本美容内科学会評議員、日本温泉気候物理医学会療法医、日本旅行医学会認定医、複数の学校校医、難病指定医など幅広く診療を行っている。