令和ロマン・松井ケムリさんが「今、心の底から尊敬する人」とは? パパになって気づいた「ママタレのすごさ」【前編】
「M-1グランプリ」連覇を成し遂げた令和ロマン・松井ケムリさん。2026年、初の絵本『ちがうちがう』(集英社)を発売するなど、活躍の場をさらに広げています。
そんな松井さんは2024年に結婚し、2025年には第一子となる男の子が誕生。現在1歳の息子さんを育てる父親でもあります。父親1年目を駆け抜けた松井さんに、育児のリアルと、パパになって気づいた「見え方の変化」について率直にお話しいただきました。(取材・文/nobico編集部・太田智一)
一番大変だったのは「首がすわらない時期」
――お子さんが1歳になられました。この1年で一番大変だったことは何ですか?
松井ケムリ(以下ケムリ):本当に、生後1、2ヶ月の首がすわらないうちが一番大変でしたね。首がすわらないうちは抱っこも大変だから、体勢とかが難しくて。
――夜泣きはどうでしたか?
ケムリ:今もちょいちょい夜泣きはするんですけど、生後2、3ヶ月までって、眠くても起きてくるじゃないですか。全然寝ないというか、寝かしつけが大変でしたね。夜泣きも、めっちゃ多いわけでもないけど、全然少ないタイプではなかったです。
――自動で揺れるタイプのベビーラックは使いましたか?
ケムリ:あれ、うちの子には何も効かなかったんですよ。うちはレンタルにしたんですけど、本当にレンタルでよかった。買ってたら、まるまる損というぐらい(笑)。
「協力というか、妻がやってくれてるだけです」
――夜泣きの対応はどうされていたんですか?
ケムリ:それは本当に妻の協力……協力っていうか、妻がやってくれてるだけですね。最初の頃は僕も一緒に起きていたんですけど、何かできるわけでもないのに後ろでぼーっとしていて、「寝たら?」って言われて(笑)。ありがたいことに、奥さんのおかげです。
――お仕事も忙しい時期ですよね。
ケムリ:家に帰ったら妻も子どもも寝てるってこともザラにあるんです。毎週水曜日は深夜0時まで仕事をさせてもらっていて、次の日の朝は『ラヴィット!』ですし。毎日家に帰っているのに、子どもに3日会わない日とかありますからね。寝てる顔を見るぐらいで。妻が大変ですね、本当に。
子どもの食べ残しを食べて「終わった」と思った日
――お子さんの病気で大変だったことはありますか?
ケムリ:手足口病になったことがありましたね。それでわかる直前に、僕、普段そんなことしないんですけど、何か知らないけど子どもの食べ残しを食べてたんですよ。マジで終わったと思って(笑)。
――それはヒヤリとしますね。うつらなかったんですか?
ケムリ:うつらなかったんですよ。妻も大丈夫でした。幸運でしたね。
「世の中のママタレを、心の底から尊敬するようになりました」
――ご自身に子どもが生まれて、よその親御さんの見え方は変わりましたか?
ケムリ:変わりましたね。この前、絵本のお渡し会をしたときに気づいたんですけど、自分の子どもが今これぐらいの大きさで何ヶ月っていう基準が自分の中にあるから、人の子どもの年齢が初めてなんとなくわかるようになりました。それまでは本当に、2歳ってどのぐらいだろう、みたいな感じだったので。
あとは、世の中のママタレを心の底から尊敬するようになりましたね。
――特に尊敬している方はいますか?
ケムリ:紺野あさ美さんを僕は本当に尊敬しています。あの人が一番すごいですね。お子さんが4人いて、パパさんはプロ野球選手で。もちろんパパさんも育児参加されていると思いますけど、一人で子ども4人を連れてパパさんの沖縄キャンプを見に行ったりするんですよ。パパさんはずっと練習しているから、紺野さんが一人で4人連れて観光に行ったり。すごくないですか?
――4人はすごいですね。
ケムリ:うちは一人でも超大変なんですよ。二人でももう信じられないのに、4人ってどういうこと?って(笑)。紺野さんのYouTubeを見ると、飾らない印象な気がして。夫婦ともどもファンなんですよ。
後編では、父になって変わった「世界の見え方」と、子育てを支えてくれた存在についてお聞きします。
