金星と地球が「宇宙でダンス」!? 8年かけて描く、5枚の花びらの不思議な模様

藤井大地


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「惑星の動きを線で結ぶと、花のような模様が現れる」――そんな不思議な現象が宇宙では起こっています。金星や地球など、惑星が太陽の周りを回る動きには、いったいどんな秘密が隠されているのでしょう? 子どもと一緒に知りたい、宇宙の「美しい法則」に迫ります。

※本記事は藤井大地著『天体のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる夜空の図鑑』(KADOKAWA)より一部抜粋、編集したものです。

金星と地球の軌道のダンス

空をバラバラに動いているように見える惑星たちですが、太陽の周りを回る位置を線で結んでいくと、驚くほど美しい花のような図形が現れます。

これは惑星のダンスや軌道共鳴とも呼ばれる現象で、宇宙が持つ数学的な美しさのひとつです。

なぜ花のような形になるのでしょうか。

その秘密は、それぞれの惑星が太陽を回る速さの比率にあります。例えば地球と金星。金星が太陽を13回回る間に、地球はほぼ8回回ります。

この8対13という絶妙なリズムを保ちながら、一定の期間ごとに地球と金星の位置を線で結んでいくと、8年間でちょうど5枚の花びらを持つ花のような模様が描き出されるのです。

ほかの惑星同士でも、その回転のリズムに応じて違う形の花が咲きます。これらは、惑星たちが決まった速さで規則正しく公転しているからこそ見える景色です。

宇宙は巨大な時計じかけのようであり、同時に美しい図形を描き続ける芸術家でもあるのですね。




藤井大地著『天体のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる夜空の図鑑』(KADOKAWA)

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子どもから大人まで思わず「えっ」と驚くネタが満載。
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