急な雨で行き先が変わっただけで一日中泣いた小3娘…母親が始めた「たった一言の習慣」

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「予告があれば安心する、参加の形に選択肢があれば取り組みやすい。これらは多くの子どもにとって心地よい環境の条件でもある」と語ります。急な予定変更で泣き出してしまう小3の娘に、母親が始めた「たった一言の習慣」とは。(写真はすべてイメージです)
急な雨で行き先が変わっただけで、一日中機嫌が戻らなかった
小学3年生のみなみ(仮名)は、予定が急に変わることがとても苦手でした。ある週末、公園に行く約束をしていたのに、急な雨で行き先が変更になると、みなみは激しく泣き出し、その日一日、機嫌が戻りませんでした。
母親の陽子さん(仮名)は、最初は「わがままなのかな」と思っていましたが、よく見てみると、みなみは予定の変更そのものよりも、心の準備ができていないまま状況が変わることに、強い戸惑いを感じているようでした。
他の場面でも、急に話しかけられたり、予定していた順番が変わったりすると、みなみは同じように混乱した様子を見せることがありました。
「みんな違う凸凹」を持って生まれてくる
どんな子どもにも、それぞれ違った得意・不得意のパターンや、つまずきやすいポイントがあります。診断名がつくかどうかにかかわらず、多くの子どもが、何らかの形で自分だけの凸凹を抱えて成長していきます。
予定の変更に弱い子、大きな音や強い光といった刺激に敏感な子、集団の中での立ち回りに人一倍気を使ってしまう子。こうした違いは、特別な子だけのものではなく、程度の差こそあれ、多くの子どもに当てはまるものです。
近年は、こうした一人ひとりの特性の違いを前提とした環境づくりの大切さが、学校教育の現場でも少しずつ意識されるようになってきています。ここでは、そうした「みんな少し違う子」たちが、日々を少しでも楽に過ごせるようになるための、汎用性の高い3つの工夫を紹介します。
ハックその1、「予告」をひとこと習慣にする
見通しの立たない急な変化は、多くの子どもにとって、大なり小なりのストレスになります。
「今日はこのあと公園に行くよ」「もし雨が降ったら、家で工作する予定に変えるね」というように、





























