なぜ満月は平らに見える?月が「お盆」みたいに見える意外な理由
「月って丸いはずなのに、どうしてお盆みたいに見えるの?」と子どもに聞かれたら、どう答えますか? 実は、満月が平らに見えるのには、月の表面にある細かな砂が関係しています。月の表面では光がどのように反射しているのでしょう? 身近な月に隠された、意外な光の秘密を紹介します
※本記事は藤井大地著『天体のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる夜空の図鑑』(KADOKAWA)より一部抜粋、編集したものです。
満月がお盆のように見えるのは
※本記事は藤井大地著『天体のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる夜空の図鑑』(KADOKAWA)より一部抜粋、編集したものです。
満月がお盆のように見えるのは
月の表面にたくさんの砂があるから
「出た出た月が、まるいまるい、まんまるい、盆のような月が」という童謡を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
満月を望遠鏡でのぞくと、球体なのに平らなお盆のように見えることを不思議に思ったことはありませんか?
これには理由があります。月の表面がレゴリスという、直径0.1㎜より小さな砂で完全におおわれているからです。
例えば、暗い部屋でツルツルした球体にライトを当てると、ふちに当たった光は外側へ逃げてしまいます。
そのため、ふちが暗くなって立体感が生まれます。これを周辺減光と呼びます。周辺減光は、反射する天体だけでなく、太陽のように自ら光る天体でも起こります。
しかし、月は違います。表面のレゴリスが光をいろいろな方向へ散らす乱反射を起こすため、月の中心でもふちでも、地球に届く光の量はほとんど変わりません。
どの場所も同じ明るさに見えるからこそ、地球から見た月は平らに見えるのです。



藤井大地著『天体のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる夜空の図鑑』(KADOKAWA)
「自分の誕生日の星座は誕生日に見えない?」
「”流れ星”、実は流れているのは星ではない」
「流星がならすふしぎな音って?」
「2万6000年のバトンバス 北極星は交代制」etc..
子どもから大人まで思わず「えっ」と驚くネタが満載。
毎晩つい夜空を見上げたくなる、一番身近で一番ふしぎな世界のお話がつまった1冊です。






























