「成長痛だから大丈夫」は危険? 子どもの「足が痛い」で見逃したくない5つの病気

「膝が痛い」「かかとが痛い」。小学校高学年から高校生にかけて、子どもが足の痛みを訴えることがあります。「成長期だから」「体育や部活で疲れているだけ」と考えてしまいがちですが、なかにはスポーツによる障害や、早期の診断・治療が必要な病気が隠れていることもあります。
とくに注意したいのが、「いつも同じ場所が痛む」「歩き方がおかしい」といった変化です。成長痛との違いや、思春期に起こりやすい5つの病気、保護者が知っておきたい受診のサインについて、札幌中央整形外科クリニック理事長の亀田和利先生に聞きました。(取材・文/吉澤恵理)
「成長期だから痛い」とは限らない
――子どもが足の痛みを訴えたら、「成長痛」と考えてよいのでしょうか。
亀田先生:一般に「成長痛」と呼ばれるものは、幼児から学童期前半に多くみられます。夕方から夜に両脚を痛がる一方、翌朝には痛みがなくなり、日中は普段どおり歩いたり遊んだりできることが多いのが特徴です。
一方、小学校高学年以降になると、スポーツなどで同じ動作を繰り返すことによって起こる障害も増えてきます。とくに、毎回同じ場所を痛がる、腫れがある、歩き方が変わったといった場合には、成長痛以外の原因がないかを考える必要があります。
成長期の骨には「弱い部分」がある?
――思春期に足のトラブルが増えるのはなぜでしょうか。
亀田先生:子どもの骨には「骨端線(成長軟骨)」と呼ばれる部分があります。骨の端に近いところにあり、ここで軟骨細胞が増殖し、それが骨に置き換わっていくことで、子どもの骨は長く成長していきます。
ただし、骨端線を含む成長途中の骨は、






























