LINEグループから自分だけ消えていた中1息子…元教員が教える「親にできること」

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「スマホを取り上げることは、一時的な痛みから守ろうとして、かえって長期的な孤立を生んでしまう可能性がある」と語ります。LINEグループから一人だけ外された中1の息子に、父親が渡した選択権とは。(写真はすべてイメージです)
何度アプリを開き直しても、状況は変わらなかった
中学1年生の息子がそれに気づいたのは、夜遅くのことでした。前日まで6人で普通にやりとりしていたグループから、気づけば自分だけが静かに削除されていたのです。ベッドの中でスマホを見たときでした。
何度もアプリを開き直し、画面を確認しても、状況はまったく変わりません。頭の中が真っ白になりながらも、誰にも相談できないまま一人で朝を迎えたのだと、後になって息子は話してくれました。
父親がそのことを知ったのは翌朝です。息子が朝食を食べずに学校に行こうとしていて、顔色を見た父親が「どうした」と聞いて、しぶしぶ話してくれたのでした。
あまり眠れなかったようで、息子の目には少し赤みが残っていたといいます。それを見た瞬間、父親は何かただならぬことが起きたような感じがしたそうです。
普段は感情をあまり表に出さない息子が、朝食に手をつけようとせず黙り込んでいる様子は、これまでにあまり見たことのないもので、とても心配になりました。
まず起きていることを整理する
感情的に反応する前に、いつ、どのグループから、どのように外されたのかを、まず落ち着いて事実として整理することが大切です。誤操作による削除なのか、






























