【現地レポ】日本一美しい水族館かも…? 大阪・ニフレルのアートな館内で見る生き物たち

nobico編集部

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大阪の万博記念公園に隣接する「NIFREL(ニフレル)」は、「多様性」を展示コンセプトに据えた全く新しいミュージアムです。

館内にある8つのゾーンには、生きものの息遣いをすぐ近くに感じられる工夫や、まるで最先端のアート展に迷い込んだかのような美しい光の演出など、大人も子どもも夢中になる仕掛けが満載!今回は、そんなニフレルの唯一無二の魅力をたっぷりレポートします。

【いろにふれる】世界一美しい海を再現したゾーン



館内に一歩足を踏み入れると、そこはカラフルな生きものたちが迎えてくれる「いろにふれる」ゾーンです。
天井から柔らかな光が降り注ぎ、浅瀬の海に潜るダイバーの視界を体感できるよう設計されています。



台風などで流れ着いた藻やサンゴが豊かに広がり、多くの魚が息づく浅瀬。その美しさを再現したこのゾーンでは、360度どの角度からでも生きものを観察できる独立型水槽が並んでおり、じっくりと生きものの姿を見ることができます。

新ゾーン【どくにふれる】「怖い」イメージが変わるポップな展示



新しく登場した大注目のゾーンが、生きものたちの”毒”をテーマにした「どくにふれる」ゾーンです。

世間一般にある毒の「怖い」「危険」というイメージを覆し、ニフレルでは毒を「自然界を生き抜くための大切な個性」として捉えています。館内は毒をもつ生きものから抽出したカラーで彩られたポップでおしゃれな空間になっています。

ノコギリハギ


ゾーン内では、毒の仕組みを「こうげき」「ぼうぎょ」「もほう」「むこうか」の4つのスキルに分類。猛毒のフグのフリをして身を守る「ノコギリハギ」など、生きものたちの生き残る知恵を直感的に学べます。

【およぎにふれる】光と影が織りなすシルエットのアート


ボラ

「およぎにふれる」ゾーンは、生きものたちのユニークな「泳ぎ方」にスポットを当てた空間です。

ここでは、水槽の中に美しく差し込む光と、それによって壁や天井に映し出される生きものたちのシルエットの美しさに目を奪われます。魚たちのシルエットが影となって浮かび上がり、まるで影絵を見ているかのよう。
生きものの美しい造形美を堪能できる空間になっています。

【WONDER MOMENTS】巨大な光のアート空間



「WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)」は、光のアーティストとしても知られる松尾高弘さんとニフレルが一緒に作り上げた、最先端のアート空間です。

空間の中心に浮かぶのは、直径5メートルの巨大な球体。これにプロジェクションマッピングの映像が映し出され、自然界の美しい瞬間がドラマチックに切り取られます。

映像は全部で26のシーンが用意されています。水や森林、月面といった大自然をイメージしたものから、人の心にある思い出の言葉を映し出した作品まで、誰もが想像力を広げて思いを巡らすことのできる特別なゾーンです。

【かくれるにふれる】自然界の変装名人を探す楽しさ



「かくれるにふれる」ゾーンでは、生きものたちが敵から身を守るために行う「擬態(隠れる技)」を観察できます。

エボシカメレオン

一見すると何もいないように見える水槽も、横から、あるいは上から観察すると、生きものが巧妙に隠れていることに気づきます。

コケガエル

たとえば、周囲の環境に合わせて皮膚の色合いをカモフラージュさせるコケガエルなど、個性的な生き物をじっくり観察することができます。

【みずべにふれる】ホワイトタイガーやワニが間近に迫るゾーン



「かくれるにふれる」ゾーンを抜けると、一気に視界が開け、水辺に暮らす大型動物たちのテリトリー「みずべにふれる」ゾーンに到着します。ここにはホワイトタイガー、ミニカバ、イリエワニといった迫力満点の動物たちが暮らしています。

ネコ科のホワイトタイガーですが、実は水が大好き。暑い日や天気の良い日には、水槽の中にジャブジャブと入って半身浴のように気持ちよさそうに涼んでいる姿を見ることができます。ロープにお肉をぶら下げてあげるなど、自然界と同じような行動を引き出す仕掛けも満載です。



また、世界的にも人気を集めている「ミニカバ」の愛らしい姿を目の前で観察することもできます!

【カフェ情報】太陽の塔を望む特等席でひと休み



館内をたっぷり満喫した後は、施設内にあるカフェスペース「EAT EAT EAT」へ。カフェの大きな窓からは、「太陽の塔」がきれいに見える特等席が用意されています。
もしこの席が空いていたら、ぜひ景色を眺めながら、かわいらしい限定メニューを味わってみてください。


ふしぎなクラゲミルクティー(800円)、ふぐ&チップス(950円)

【うごきにふれる】遮るものはなし!動物たちのテリトリーを歩く

ワオキツネザル

カフェでゆっくりした後は、動物たちの行動を間近で体感できる「うごきにふれる」ゾーンに入ります。驚くべきことに、ここには動物と人間を遮る柵やガラスがほとんどありません。

オニオオハシ

一歩足を踏み入れれば、頭上を色鮮やかな鳥たちが自由に飛び交い、足元をワオキツネザルたちがスタスタと通り過ぎていきます。まるで動物たちの住処に私たちが少しお邪魔させてもらっているかのような感覚を味わえます。

【つながりにふれる】壁と床の迫力映像で命のバトンを感じるゾーン


ミュージアムの最後を締めくくるのは、壁と床の2面いっぱいに広がるダイナミックなスクリーンが印象的な「つながりにふれる」ゾーンです。

ここでは、迫力のある映像を通じて、私たち人間と地球上でともに暮らす生きものたちとのつながりを体感できます。

姿かたちは全く違って見えても、同じように呼吸をし、命を繋いでいる生きものたち。自分たちと「同じところ」を見つけて親近感を覚えたり、「違うところ」を発見してワクワクしながら、お互いの繋がりを感じられる空間です。


生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」
吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内
平日10:00~18:00 土・日・祝 季節により変動
※いずれも最終入館は閉館の1時間前
※状況により変更する可能性があります
年中無休
※年に2日間、設備点検のための臨時休館あり
https://www.nifrel.jp/