「ダメ」の3秒後になぜまたやる?反省しない男の子が見ている世界

高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著)
2026.06.09 18:05 2026.06.16 11:50

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

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「ダメ!」と注意したその3秒後。まるで記憶をリセットされたかのように、同じ事を繰り返す子どもに、思わず白目を剥きそうになったことはありませんか?

なぜ、彼らは反省しないのか。実はそこには、大人の常識では測れない、子どもならではの理由が隠されていました。『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より、子ども特有の時間軸の世界をご紹介します。

※本稿は、高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著) 『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』(実務教育出版)より一部抜粋、編集したものです。

「今」が「すべて」なんです

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

「今」を遊びに生きる人たち

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

幼児は「今」を生きています。大人のようにじっくりと過去や未来に思いを馳せることはしません。今、楽しいことをするのが大事です。

そんな生き物だから、幼ければ幼いほど、「前にこうだったから次はこうしよう」とは考えないし、「明日やればいいじゃない!」が通用しないこともしばしば。損得は眼中になく、今、楽しむことを優先します。また、今、目の前にあるものに集中したら、ついさっき言われたことを瞬間的に忘れます。「向こうに行かないでねと伝えて、わかった!と言ったのに1分も経たないうちに突破する」「ここでは大きな声を出さないよ、と言った3秒後にやる」といった大人にとって不可解な行動は、10歳前後までは起こるもの、と構えておいてください。「うちの子、おかしくないですか?」とよく聞かれるのですが、基本的に自然な姿です。成長とともに、見通せる時間軸は広がっていきます。

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

 

大塚由香

花まる学習会 講師支援部部長監著修者者
花まる学習会の教室長として幼児・小学生・中学生の指導を経験し、スタッフの育成を担当。親子と関わり自分も子育てをする中で、「親が目の前のわが子を観察し自分の心と向き合う子育て」の大切さを痛感し、4歳以下の子どもと保護者を対象とした親子遊びをとおして学びあう「花まるおやこクラス」を立ち上げる。それぞれの親子らしさを大切に、親子の日常に寄り添うサポートにあたる。

高濱正伸

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1959年、熊本県生まれ。東京大学大学院修士課程卒業。93年に、「国語力」「数理的思考力」に加え「野外の体験教室」を指導の柱とする学習教室「花まる学習会」を設立。算数オリンピック問題作成委員・決勝大会総合解説員。

高田真弓

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36年間ゴリゴリの“子ども苦手勢”だったのに、ひとり産んでみたらまさかの「子育てめっちゃおもしろいんですけど!?」で人生が一変。そこから慌てて2人産んじゃうくらいに計画性はない。毎日バタバタで昨日の出来事すら忘れてしまうため、自分の記録アルバムがわりに漫画を描いている。
インスタでは子育て漫画をせっせと更新中。
お仕事では、学研『こそだてまっぷ』で漫画「ウチュージンといっしょ」、雑誌「ダイヤモンドZai」で「恋する株式相場」を連載中。
日常も仕事も、なんでも節操なく漫画にしていくスタイル。無類の亀好き。
齢30歳になるリクガメを飼育中。子育ては大変だし修行だけど、それでも最高!

男の子育児の「なんで?」を楽しむ本

高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著) 『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』(実務教育出版)

漫画家×花まる学習会!最強コンビによる、男の子との生活が楽しくなる本、決定版!

著者のひとり高田真弓さんが、長男・フルフルの日常を漫画家の視点で克明に観察!
ユーモアあふれる筆致で描かれる男の子の生態に、思わず笑いがこぼれる!
そして、その生態の受けとめ方のマインドセットについて、もうひとりの著者である花まる学習会・大塚由香さんがわかりやすくまとめます!