夏休みの終盤に一気に頑張らない 元教員が教える「9月ギャップ」を緩やかにする5つのこと

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「9月ギャップは完全になくすことはできないが、夏休み中の小さな積み重ねで、その落差を確実に緩やかにできる」と語ります。
生活リズムから友人関係まで、休みの終盤ではなく早い段階から始めたい5つの取り組みを紹介します。(写真はすべてイメージです)
負荷を終盤に集中させない
夏休みから新学期への切り替えは、大人が思っている以上に子どもにとって大きな負荷を伴います。生活リズム、人との関わり方、学習への向き合い方、そのすべてが夏休み仕様から学校仕様へと一気に切り替わるためです。この負荷をできるだけ和らげるために、夏休みのうちからできる5つのことを紹介します。
長期休み明けの不調は、子どもだけでなく大人にも見られる現象です。人間は環境の急激な変化に対して、一定の適応期間を必要とします。この適応の負荷を、休みの終盤に一気に背負わせるのではなく、休み全体の中で少しずつ分散させていくという発想が、9月ギャップを乗り越えるための基本的な考え方になります。
1つ目、生活リズムを終盤の2週間で少しずつ戻していく
夏休み後半になっても夜更かしや朝寝坊が続いている場合、新学期の初日に急に早起きを求めることは、子どもの体にとって大きな負担になります。始業式の2週間ほど前から、起床時間を少しずつ、15分から30分刻みで早めていくことが、体内時計を無理なく戻していく方法として効果的です。
このとき、起床時間だけでなく






























