夏休み明けスムーズに学校に戻れる子と戻れない子…家庭の「差」はどこで生まれるのか

熱海康太
2026.07.20 13:21 2026.08.19 19:00

外をみる小学生の男の子

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「スムーズに戻れる家庭に共通するのは、特別な取り組みではなく、日常の小さな習慣や姿勢の積み重ねだ」と語ります。

生活リズムの枠組み、決めつけない姿勢、完璧を求めない前提など、夏休み明けに差が生まれる家庭の特徴を整理します。(写真はすべてイメージです)

特別な才能や環境ではなく、日々の関わり方

夏休み明けに比較的スムーズに学校生活へ戻っていける子どもと家庭には、いくつかの共通した特徴が見られます。ここではその特徴を整理しながら、それぞれの家庭でどのように取り入れられるかを考えていきます。

こうした家庭に共通しているのは、特別に手の込んだ取り組みをしているというよりも、日常の中の小さな習慣や姿勢の積み重ねが、結果として子どもの適応力を支えているという点です。特別な才能や環境ではなく、日々の関わり方の中に、その差が生まれているのだと言えます。

生活リズムの落差が小さいこと

スムーズに戻れる家庭の多くは、夏休み中であっても、

熱海康太

熱海康太

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大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。