生成AIを子どもの「勉強の相棒」に! 成績アップにつながる使い方と3つの注意点

清水章弘
2026.08.21 08:24 2026.08.24 11:50

タブレットを見ながら勉強する女の子

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「AIって、勉強に使えるの?」と思っている人もいるかもしれません。

実は生成AIは、わからないことを何度でも質問できたり、自分の考えを深めたりできる、頼れる「勉強の相棒」です。

ただし、答えをそのまま教えてもらうだけでは、学力は伸びません。

AIを効果的に勉強に役立てる方法と、使う前に知っておきたい3つの絶対ルールを紹介します。

※本稿は、清水章弘(著)『面白いほど成績が上がる 中学生からの勉強のやり方 (動画つき・アップデート版)』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋、編集したものです。

AIを「最強の勉強パートナー」にする方法

みなさんは、生成AIを使ったことがありますか?
いま世の中ではAIが大きな話題になっています。でも、「なんとなく知ってはいるけど、勉強に使えるの?」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実はこのAI、みなさんの毎日の勉強を劇的に変えてくれる、最強のツールなんです。
これからの時代を生きる中学生に向けて、新しく「AIを使った勉強のやり方」を紹介します。

「検索」とAIは、別モノです

AIを使って勉強すると聞くと、「わからない問題の答えをパッと教えてもらえるんでしょ?」と思うかもしれません。
いいえ、それはこれまでの「ネット検索」の使い方です。検索は、辞書のように「正しい答えを探す」ためのものでした。

AIは違います。
「自分専用の家庭教師」や「考えを深めるための壁打ち(意見交換)相手」として使うのが、効果的な使い方です。
授業中などに、「先生には聞きづらいな…」と感じたことはありませんか?「こんな基本的なことを聞いたら、恥ずかしいかも」
「授業の流れを止めてしまいそう」―そんな遠慮は、AIには必要ありません。何度同じことを聞いても、どんな初歩的な疑問でも、 AIはイヤな顔ひとつせずつき合ってくれます。これも、AIを勉強パートナーにする大きなメリットの1つです。

ただし、メリットを最大限に生かすためには、使い方に注意が必要です。たとえば、AIに「宿題の答えを教えて」と聞いて丸写ししても、学力は1ミリも上がりません。
そうではなく、
「この問題の解き方のヒントを出して」「私が書いた要約文を読んで、改善点をアドバイスして」と頼む。
これが、AIを活かした勉強法です。検索にはできなかった「自分だけへの個別対応」―ここにAIの最大の価値があるのです。
「ラクをしよう」ではなく「学力を伸ばそう(成績を上げよう)」―そう思いながら使ってみるのがおすすめです。

『面白いほど成績が上がる 中学生からの勉強のやり方 (動画つき・アップデート版)』ディスカヴァー・トゥエンティワンより

ワンポイント・テクニック

毎回AIに長い指示(プロンプト)を打ち込むのは大変ですよね。
今のAIには、あらかじめ自分の学年や「こう教えてほしい」という前提条件を登録しておける機能があります(Gemini の「Gems」、ChatGPTの「カスタム指示」など)。これを設定しておくと、勉強を始めるハードルがグッと下がります。ぜひ活用してみてください。

使い始める前に! 3つの絶対ルール

AIはとても便利なツールですが、使う前に必ず守ってほしいルールが3つあります。

ルール① 年齢制限を守り、おうちの人と一緒に始める
多くの生成AIサービスには年齢制限があります。たとえば、13歳未満は利用できないサービスや、18歳未満の場合は保護者の同意が必要なものもあります。
まずは、使いたいサービスのルールを保護者の方と一緒に確認してから始めましょう。また、学校によってはAI利用についてのルールを定めているところもあります。必ず事前に確認しておきましょう。

ルール② 個人情報は絶対に入力しない
自分の名前・学校名・住所・電話番号、友達の秘密、パスワードなどは絶対に入力してはいけません。やり取りの中でうっかり入力してしまわないように気をつけましょう。

ルール③ AIの言うことを100%鵜呑みにしない
AIはたまに、もっともらしいウソをつくことがあります。これを 「ハルシネーション(幻覚)」といいます。AIの回答が本当に正しいかどうか、最終的には教科書や信頼できる本で確認(ファクトチェック)するクセをつけましょう。

AIを使う際の3つの絶対ルール『面白いほど成績が上がる 中学生からの勉強のやり方 (動画つき・アップデート版)』ディスカヴァー・トゥエンティワンより

清水章弘

1987年、千葉県船橋市生まれ。海城中学高等学校、東京大学教育学部を経て、同大学院教育学研究科修士課程修了。新しい教育手法・学習法を考案し、東大在学中に20歳で起業。東京・京都・大阪で「勉強のやり方」を教える学習塾プラスティーを経営し、自らも授業をしている。青森県三戸町教育委員会の学習アドバイザー。

著書は『現役東大生がこっそりやっている 頭がよくなる勉強法』(PHP研究所)など多数。テレビでコメンテーターも務めており、TBS「ひるおび」等にレギュラー出演中。

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