夏休みのお手伝いが学力の土台に 夏野菜の下ごしらえで育つ「巧緻性」

中原麻衣子
2026.08.17 13:33 2026.08.22 12:00

料理をする男の子とママ

スマホやタブレットが普及したため、低学年からデジタル機器で遊ぶ子も増えています。学びもデジタルでという家庭が増えていますが、脳の発達にも関係する巧緻性(こうちせい)の観点で見ると、良いことばかりではありません。長い夏休み、毎日のキッチンが子どもの力を育む最高の場所になります。

予約が取れないと評判の食育教室「つながるキッチン」を主宰する中原麻衣子先生に、夏休みだからこそできる脳も育てる「台所お手伝い」のコツを伺いました。(聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり)※写真はすべてイメージです

そもそも「巧緻性」って何?

巧緻性とは、指先の細かな動きをコントロールする力のこと。折り紙、粘土、泥んこ遊びなど、手を使う遊びで育まれます。小学校受験でも重視される力ですが、じつは日常の料理のお手伝いでも磨くことができるのです。

指先の発達は脳の発達に直結すると言われています。左右どちらの手も使うことで右脳・左脳のどちらもが刺激され、国語や算数といった学力の土台にもなっていくことも分かっています。

低学年のうちは、とにかく

中原麻衣子

中原麻衣子

  • Instagram
  • YouTube
  • HP

台所文化伝承家、つながるキッチン代表。美箸伝承師 創始者。『いまさら聞けない箸の持ち方レッスン』(主婦の友社)著者。累計1万人以上の子供たちやその家族と食を通じて向き合ってきた。自身の子育てから、本物を知ることの大切さを食のコンテンツを通して発信。食育と農業の視点から歳時記・旬・お箸など日本ならではの季節感やマナーを届けている。料理を教えることにとどまらない食育活動と「子供の成長に向き合う姿勢」が大きな支持を集めている。