出産30分前で無痛分娩から帝王切開に! 41歳高齢出産ママの実体験エピソード

izumi

41歳で第一子となる男の子を出産した、フリーライターのizumiさん。
高齢出産に伴うリスクを意識しつつも、自分らしい選択を大切にしながら、前向きに出産に臨みました。
その心構えと、実際の出産レポートをご紹介します。

※写真はイメージです

41歳のリアルな出産体験

高齢出産と聞くと、不安を感じる方は少なくないと思います。私自身、41歳で男の子を出産し、しかも出産時間はわずか10分ほどという驚きのスピード。

ここでは、そんな私の出産までの道のりと、やってよかった準備、役立ったことについて、リアルな体験をお伝えします。

高齢出産でもきっと大丈夫という前向きな想いを込めて、これから妊娠を考えている方や、40代で出産を控える方に「こんなケースもあるんだ」と少しでも安心してもらえたらうれしいです。

高齢出産、自分なりの心構え

晩婚化やキャリア形成の影響で、40代での出産は珍しくなくなりました。

とはいえ、ネットや周囲の声で「高齢出産はリスクが高い」と不安になる方も多いはず。私も41歳で妊娠がわかったとき「大丈夫かな?」という気持ちは正直ありました。

でも、実際に妊娠から出産を通して思ったのは、こうした不安は情報と準備で小さくできるということ。産院選びから実際の出産、そして産後の準備、今振り返ると「やってよかった」とあらためて感じることがあります。

仕事と育児の両立も、物は考えよう

妊娠がわかったとき、一番に考えたのは「仕事と育児の両立」でした。私は個人事業主(フリーランス)なので、会社員のように産休・育休はありません。どうしようか考えて出した答えは、出産直前まで働き、産後はできるだけ早く復帰すること。実際、出産2日前まで仕事をして、産後2か月目には約7割ペースで仕事を再開しました。

体力的に大変でしたが、今振り返ると「母親」と「働く自分」、どちらの役割も持つことで、気持ちの切り替えがしやすかったと思います。

ただし、これはあくまでも私の場合。大切なのは、自分にとってストレスにならない選択をすること。妊娠・出産・育児を無理なく続けられるやり方を考えることが必要だと思います。

NIPT検査は受ける?納得いく産院選びは?

高齢で初期流産を経験している私にとって、胎児の状態はとても気になりました。ネットという武器がある時代、妊娠がわかったときにまず調べたのが出生前検査。

私は妊娠10週0日からできる「NIPT検査(新型出生前診断)」を受けました。費用は15〜20万円と安くありませんが、血液検査だけなので体の負担もなし。判定結果を見て気持ちを整理できたのは大きかったです。

受けるかどうか迷う方も多いと思いますが、私の場合は、検査を受けたことで出産までの過ごし方を前向きに考えられた気がします。

そして出産する場所となる産院選び。とにかく「無痛分娩に24時間365日対応していること」を絶対条件に探していました。

それに加えて、「実績があり症例数が多い」「個室で快適に過ごせる」「緊急時の体制がしっかりしている」「入院中の食事が美味しい」「夜間に赤ちゃんを預かってくれる」「自宅から通いやすい」を重視し、Googleマップなどの口コミや投稿写真を見比べながら決めることに。

助産師さんがミルクやオムツの対応をしてくれるママファーストの産院だったので、産後直後でも睡眠と休む時間が確保できました。

赤ちゃんファーストの産院もあるので「何を優先したいか」をはっきりさせると後悔も少ないかと思います。

出産30分前で急展開!想定外のスピード出産

無痛分娩を希望していた私は、前日から準備を進め、当日もリラックスしていました。

ところが、直前になって血圧が急上昇し、妊娠高血圧症候群と診断。医師から帝王切開を勧められ、同意することに…。ここからの流れは驚くほど速く、ストレッチャーで運ばれ、ベッドに横たわったと思ったら10分後くらいには赤ちゃんの産声が響いていました。

「帝王切開は怖い」という固定概念から、看護師さんにマッサージをお願いするなど、気を紛らわせていたら…本当にあっという間の出産。後から知ったのですが、赤ちゃんの首に臍の緒が巻きついていたらしく、帝王切開という判断は本当に正しかったと思いますし、痛みに弱い私にとっても、このスピードは逆にありがたかったです。


国によっては自然分娩より帝王切開を好む文化もあると聞きますし、出産方法に優劣はありません。母子ともに無事であることが一番大切だと実感しました。

産後ケアとパパ育休で1ヶ月を乗り越える!

出産後、24時間授乳マラソンという生活は、寝る暇がなく、想像以上に大変でした。

そこで頼ったのが、産後パパ育休制度(出生時育児休業)と自治体の産後ケアサービス。


私の住む地域では、産後ケアセンターを利用でき、1泊9,000円(2泊目以降は4,500円)で7日宿泊可能。個室で食事付き、助産師さんによる授乳サポートやケアも受けられます。

ここに、出生後8週間以内に最大4週間まで、2回に分割して休業を取得できる産後パパ育休を組み合わせることで、心身ともにかなりラクになりました。

こうした制度やサービスは、妊娠中に調べておくとスムーズだし、絶対に使った方がいいと率直に思います。

高齢出産は特別じゃない。準備次第で安心に

「40代で出産」というと、どうしてもリスクや不安ばかり語られがちです。でも、実際に経験して感じたのは、年齢に関係なく出産は大変なこと。そして同時に、人生でそう何度もない特別な時間だと感じました。

私の場合は、保育園探しをしていた時に知り合ったママ友からの情報や、国や都道府県、区市町村のサービスを調べて実際に利用したことで、不安より「やっていけるぞ!」という気持ちになれたと思います。これから出産を迎える方には、「こうしなきゃ」ではなく、自分が安心できる方法を見つけてほしいなと感じています。

キャリアや経験を積んだ40代だからこそ、自分らしい妊娠・出産の形を選べるというもの。無理せず、自分のペースで進んでくださいね。