破れたページはどこ? 少ない情報から“鮮やかに謎が解ける”計算ミステリー
まずは答えの確認
A. 25ページ目と26ページ目
解説
① 本全体のページ数を推定する
問題文の「破れていないページ番号を合計すると15000」に着目して、1+2+3+4+5+…の合計が15000より大きくなる場合を考える。
最後のページまでの番号の合計は、
「(初めのページ番号+最後のページ番号)×ページ数÷2」で求められる。
最後のページ数が150だとすると、
・150までのページ番号の合計は
(1+150)×150÷2=11325
→ 15000にたらないので、本は150ページ以上あるとわかる。
・170までのページ番号の合計は
(1+170)×170÷2=14535
・180までのページ番号の合計は
(1+180)×180÷2=16290
→ 破れていないページ番号を合計すると15000なので
本全体のページ数は170ページと180ページの間と考えられる。
170ページ台の中で、条件に合いそうなところを調べると
もし173ページまであったら → (1+173)×173÷2=15051
もし174ページまであったら → (1+174)×174÷2=15225
破れていないページ番号の合計は15000なので、どちらの可能性もある。
② 破れて「消えた合計」を調べる
本来の合計から15000をひいて、消えたページ番号の合計(表と裏のページ番号の合計)を出して、消えた2つの数を求める。
173ページまである場合
15051−15000=51
→ 破れたページ番号の合計は51
174ページまである場合
15225−15000=225
→ 破れたページ番号の合計は225
③ 「紙の裏表」で判定する
本のページ番号は、ふつう「1枚の紙の表が奇数、裏が偶数」になっている。(1ページ目をめくると、裏が2ページ目)。
→ 破れた1枚のページは必ず、「奇数 → 偶数」の順番になる。
173ページまである場合
ページは連続しているので51を連続した数で表すと
51=25+26
奇数 → 偶数の順番なので1枚の紙としてありえる。
174ページまである場合
ページは連続しているので225を連続した数で表すと
225=112+113
偶数 → 奇数の順番なので1枚の紙としてありえない。
よって、正解は25と26の場合だと断定できるので、
破れたページは、25ページ目と26ページ目。
●まさしメモ
大学生の時にこの問題を見て、感動したのを覚えています。
問題文を見て「この情報量では絶対に求めることができない」と思ったら、こんな鮮やかなやり方で解けるなんて…!
これぞ感動する計算問題ですね!
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今度のテーマは「計算」。
計算と言っても、単なる長い式や難しい数式ではありません。
小学生の知識で解けるのに、大人も思わずうなってしまう問題ばかり。
複雑に見える式が、ある一手に気づくだけで鮮やかに解けていく――。
その瞬間、パズルを解いたときのような、すっきり爽快な「感動」に包まれるはずです。
