走る!登る!こぼす!男子のムダな動きにイラっとする前に知りたい「納得の理由」

高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著)
2026.06.09 18:05 2026.06.18 11:50

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

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走るなという前に走り、気を付けてという前に何かをこぼす……。子どものムダな動きに、つい「いい加減にして!」とイライラしてしまう瞬間はありませんか?

しかし、子どもを大人の都合でコントロールしようとするのは逆効果です。今回は、イラッとする前に知っておきたい子どもの行動の理由と、お互いが幸せに過ごすための心構えを、『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』よりご紹介します。

※本稿は、高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著) 『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』(実務教育出版)より一部抜粋、編集したものです。

じっとなんかしていられない

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

コントロールしようとしたら負け

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

子どもは本来、落ち着きがなく、じっとしていられないものです。移動するときは走りたいし、「落ち着いて列に並ぶ」「じっと座っている」ことこそが、一番難しいのです。理屈で納得させようとしたり、「~しなさい」と命令したりするのは、残念ながら逆効果。大人の都合で子どもの行動を「コントロールしよう」としても、楽しくないのでやりません。

子どもを動かすものは、「好き」と「楽しい」です。コントロールすることはあきらめて、彼らが制限された環境でも楽しく過ごせる方法を、遊びとして提案してみるのがおすすめです。特に、予想外の動きによって起こるトラブルを避けるには、「ここまで」という自由の範囲を最初に決めること、他の安全な遊びに興味を持つように仕掛けることがポイントです。「大人しくさせなきゃ」と必死にコントロールしようとすればするほど、うまくいきません。男の子を思いどおりに管理しようとすると、互いにとって不幸な結果になります。

『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より

 

大塚由香

花まる学習会 講師支援部部長監著修者者
花まる学習会の教室長として幼児・小学生・中学生の指導を経験し、スタッフの育成を担当。親子と関わり自分も子育てをする中で、「親が目の前のわが子を観察し自分の心と向き合う子育て」の大切さを痛感し、4歳以下の子どもと保護者を対象とした親子遊びをとおして学びあう「花まるおやこクラス」を立ち上げる。それぞれの親子らしさを大切に、親子の日常に寄り添うサポートにあたる。

高濱正伸

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1959年、熊本県生まれ。東京大学大学院修士課程卒業。93年に、「国語力」「数理的思考力」に加え「野外の体験教室」を指導の柱とする学習教室「花まる学習会」を設立。算数オリンピック問題作成委員・決勝大会総合解説員。

高田真弓

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36年間ゴリゴリの“子ども苦手勢”だったのに、ひとり産んでみたらまさかの「子育てめっちゃおもしろいんですけど!?」で人生が一変。そこから慌てて2人産んじゃうくらいに計画性はない。毎日バタバタで昨日の出来事すら忘れてしまうため、自分の記録アルバムがわりに漫画を描いている。
インスタでは子育て漫画をせっせと更新中。
お仕事では、学研『こそだてまっぷ』で漫画「ウチュージンといっしょ」、雑誌「ダイヤモンドZai」で「恋する株式相場」を連載中。
日常も仕事も、なんでも節操なく漫画にしていくスタイル。無類の亀好き。
齢30歳になるリクガメを飼育中。子育ては大変だし修行だけど、それでも最高!

男の子育児の「なんで?」を楽しむ本

高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著) 『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』(実務教育出版)

漫画家×花まる学習会!最強コンビによる、男の子との生活が楽しくなる本、決定版!

著者のひとり高田真弓さんが、長男・フルフルの日常を漫画家の視点で克明に観察!
ユーモアあふれる筆致で描かれる男の子の生態に、思わず笑いがこぼれる!
そして、その生態の受けとめ方のマインドセットについて、もうひとりの著者である花まる学習会・大塚由香さんがわかりやすくまとめます!