夏休みの自由研究におすすめ! 親子で観察しながら作れるレシピ2選
「自由研究のテーマが決まらない」「子どもが楽しみながら学べる体験をさせたい」
そんな親子におすすめなのが、料理をしながら食材の変化を観察できるレシピです。
食材の色や質感が変わる様子を観察すれば、おいしさと学びを同時に体験できます。自由研究にもぴったりな、観察ポイント付きのレシピをご紹介します。
※本稿は、榎本美沙 (著)『おいしくって、おもしろい! はじめてキッチン』(Gakken)より一部抜粋、編集したものです。
自家製トマトケチャップ
よく熟した生のトマトと、玉ねぎの自然な甘さを生かしたケチャップです。市販のものよりずっとフレッシュで、さらっとした食感!
こう食べよう!
オムレツやスクランブルエッグにたっぷりかけたり、ナポリタンなどのパスタにしたり。トーストや、フライドポテトにもよく合うよ。
材料(作りやすい分量)
完熟トマト……4〜5個 (650g)
玉ねぎ……1/4個 (50g)
A
・きび砂糖 (または砂糖)……大さじ2
・にんにく (すりおろし)……小さじ1/4
・塩……小さじ1/2
・こしょう……適量
酢……小さじ1
作り方
1. トマトは包丁の先でヘタをとる。ボウルに氷水を用意する。
鍋にたっぷりの湯をわかし、おたまでトマトを1個ずつ入れ、15秒ほどゆでる。
ここに注意!
包丁の先でヘタをとることがむずかしいと感じたら、おとなにやってもらってね。ケガをしないよう、気をつけて。
2. 火を止め、おたまでトマトをすくって氷水に入れ、手で皮をむく。
ポイント!
トマトの皮をむくのは、口あたりをよくするため。さっとゆでて氷水にとると、するんと皮がむけるよ!
3. 2のトマトと玉ねぎをひと口大に切る。
4. 3をミキサーに入れ、なめらかになるまでかくはんする。
5. フライパンに4、Aを入れて木べらで混ぜ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、ときどき混ぜながら30分ほど、少しとろみがつくまで煮つめる。酢を加えて混ぜる。(味見をしてみて、甘さが足りなければきび砂糖を少し加える。)
ポイント!
弱火で煮つめることで、トマトや玉ねぎから甘みが出るよ。
ここを観察してみよう!
煮はじめて10分くらいで、ケチャップがあざやかな赤色に変わるよ。さらに煮つめていくうちにミキサーで混ぜたときに入った空気が抜け、水分がとんで、濃い赤色になってとろっとします。色や質感の変化に気づくかな?
赤い色は「リコピン」という色素の色だよ。
6. 耐熱の保存びんに食品用アルコールなどを吹きつけて消毒し、5を入れる。あら熱がとれたらふたをして、冷蔵庫で保存する。
保存について
冷蔵で2週間ほど保存できます。
にんじんドレッシング
サラダにかけるドレッシングも、自分で作れたら、もっとおいしい。
にんじんと玉ねぎが入っているから、野菜を食べているみたい!
甘〜いにんじんで、試してみてね。
こう食べよう!
季節の野菜にかけて食べてみよう! レタスやサラダリーフのようなグリーンサラダにかけてもおいしいし、蒸したじゃがいもやさつまいもにかけてもいいね。
材料(作りやすい分量)
にんじん……1本 (150g)
玉ねぎ……1/2個
A
・オリーブオイル・酢……各1/4カップ (50mL)
・はちみつ……大さじ2
・薄口しょうゆ……小さじ2
・塩……小さじ1/4
作り方
1. にんじん、玉ねぎは適当な大きさに切る。
2. 1をミキサーに入れ、Aを加えてなめらかになるまでかくはんする。
ポイント!
均一に混ざればOK!
ここを観察してみよう!
本来、油はほかの液体と混ざり合いませんが、ミキサーにかけることで油の粒が小さくなって「乳化」し、混ざり合った状態に。乳化することで、とろみが出て味も均一になり、おいしくなります。時間がたつと、また分離することがありますが、そのときはびんごとふれば、また乳化させることができます。
3. 保存びんに食品用アルコールを吹きかけて消毒し、2を入れる。ふたをして、冷蔵庫で保存する。
ポイント!
ミキサーがなければ、にんじんと玉ねぎをすりおろしてボウルに入れ、Aを加えて泡だて器で混ぜる方法でも作れるよ。
保存について
冷蔵で1週間ほど保存できます。
榎本美沙(著)『おいしくって、おもしろい! はじめてキッチン: 季節の食材も学べます』(Gakken)
旬の食材や季節の行事を楽しく学べる、こどものための料理本。
季節ごとの食材や食文化を、実際に手を動かして料理をしながら、おいしく、楽しく学べる1冊です。


































