月曜の朝「お腹が痛い」と布団から出てこない小4娘…母親が原因を問い詰めなかった理由

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「登校しぶりが始まった最初の段階で最も大切なのは、原因の特定よりも、子どもの今の状態を安全な状態として保つことだ」と語ります。月曜の朝、涙目で「休みたい」と繰り返す小4の娘に、母親が原因を問い詰めずに向き合った日々を追います。(写真はすべてイメージです)
「お腹が痛い」と布団から出てこなかった朝
月曜の朝、小学4年生のミキ(仮名)が「お腹が痛い」と言って、布団から出てこなくなりました。母親の香織さん(仮名)が体温を測っても平熱で、これといった異常は見当たりません。しかしミキは涙目で「今日は休みたい」と繰り返すばかりでした。
これまで元気に登校していたミキに何が起きているのか、香織さんには見当がつきませんでした。仕事のスケジュールを考えると、休ませることへの葛藤も同時に押し寄せてきたといいます。
登校しぶりが始まったとき、多くの親がまず考えるのが「原因を突き止めること」です。友達とのトラブルがあったのか、授業についていけなくなったのか、先生との相性が悪いのか。原因を探ろうとすること自体は自然な反応ですが、登校しぶりが始まった最初の段階で最も大切なのは、原因の特定よりも、子どもの今の状態を安全な状態として保つことです。
登校しぶりという現象は、多くの場合、単一の原因によって起きるのではなく、






























