ママ友のSNSを見るたび焦っていた母親…「何もしない一日」で娘が見せた意外な姿

熱海康太
2026.08.30 09:03 2026.08.30 19:00

子育てに悩む母親

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「退屈の感覚こそが、子ども自身の内側から『じゃあ何をしよう』という発想を引き出すきっかけになる」と語ります。この夏、予定を埋めなければと焦った方へ。何もしない一日を過ごした小3の娘に起きたこととは。(写真はすべてイメージです)

ぽっかり空いた午後に、落ち着かなくなる

小学3年生のこはる(仮名)の夏休み、母親の里奈さん(仮名)は、午後にぽっかりと空いた予定のない時間を見つけるたびに、なんとなく落ち着かない気持ちになっていました。

「このままだと、こはるは何もしないで一日を終えてしまう」。そう思い、慌てて近所のプールや図書館のイベントを調べては、こはるを連れ出していました。周りのママ友たちが、夏休みの思い出としてキャンプや旅行の写真をSNSに投稿しているのを見るたびに、その焦りはさらに強くなっていきました。

ある日、里奈さんが「今日、どこか行く?」と聞くと、こはるは意外にも「今日はお家でなんにもしたくない」と答えました。里奈さんは、その言葉に戸惑いながらも、

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熱海康太

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大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。