子どものO脚・X脚は自然に治る? 整形外科医が教える受診を検討すべきサイン

亀田和利
2026.08.29 13:48 2026.09.01 19:00

手をつないで走る未就学の男と子と小学生くらいの女の子

子どもが歩き始めると、それまであまり気にしていなかった脚の形や歩き方が、ふと目につくようになります。「歩き始めたわが子の脚が、なんだか曲がっている」「膝と膝の間が開いているけれど、O脚なの?」「もしかして、脚の病気では?」そんな不安を感じる保護者もいるでしょう(なお、本記事では股関節から下全体を「脚」、足首から下を「足」と表記します)。

子どものO脚・X脚の多くは成長に伴って自然に変化していきますが、なかには受診が必要なケースもあります。子どもの脚が成長とともにどう変化していくのか、受診を検討したほうがよい症状について、札幌中央整形外科クリニック理事長・整形外科専門医の亀田和利先生に伺いました。(取材・文/吉澤恵理)

O脚・X脚とはどんな状態?

まず、医学的にO脚・X脚とはどのような状態を指すのでしょうか。

――医学的にO脚とはどういった状態ですか?

亀田先生:O脚とは、両足の内くるぶしをそろえて立ったときに、

亀田和利

亀田和利

2000年に札幌医科大学卒業後、同大学付属病院で臨床研修医として勤務。2002年、札幌医科大学大学院医科学研究科に進学。2006年に医学博士号を取得後、同大学附属病院で整形外科医として勤務。2016年に福住整形外科クリニック、2019年に整骨院を開院し、2024年2月には札幌中央整形外科クリニックを開院。