友達との待ち合わせがゲームの中にある時代…母親が一緒にプレイしてわかったこと

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「禁止することではなく、まず理解しようとする姿勢を土台にした関わりが、長期的な信頼関係を支える」と語ります。「みんなと約束してたのに行けなかった」という小5息子の不満から、母親が気づいたこととは。(写真はすべてイメージです)
やめさせるべきか、続けさせるべきか
友人関係がオンラインゲームの中でも続いている今、小学5年生の息子のゲームの利用時間をどこまで許すべきか、母親は判断に迷っていました。
学校での友人関係と、オンライン上での友人関係が、もはや切り離せないものとして複雑に重なり合っている現状に、母親自身もどう向き合えばよいのか、はっきりとした答えを持てずにいたのです。
学校の休み時間だけでなく、放課後もオンラインゲームの中で友達と待ち合わせをして遊ぶことが、息子たちの世代では当たり前になっています。
一律に時間を制限してしまえば、その待ち合わせに参加できず、翌日の話題からも取り残されてしまうかもしれない。しかし際限なく続けさせることにも、当然ながら不安が残ります。母親は、単純な時間管理だけでは解決しない難しさを、日々感じていたそうです。
夕食の時間になってもコントローラーから手を離せない息子を見るたびに、母親の中では「やめさせるべきか、続けさせるべきか」という葛藤が、繰り返し繰り返し起きていました。
強く言えばその場は言うことを聞いても、翌日にはまたすぐに同じことの繰り返しになってしまう。この堂々巡りに、母親自身も次第に疲れを感じるようになっていったといいます。
制限だけでは解決しない理由
一律に時間で制限する方法は、






























