席替えのたびに「また最悪」と落ち込む小4息子…父親が気づいた「わがまま」ではない本当の理由

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「席替えで落ち込む子どもの反応は、自分の学習環境への敏感さを持っているサインだ」と語ります。
席替えのたびに機嫌が悪くなる小4の息子に、父親が「どんな席だと集中できる?」と聞いた日、息子が自分について意外なほど詳しく答えました。(写真はすべてイメージです)
席替えのある日は必ず機嫌が悪くなる
小学4年生のタカシは、席替えのある日の夜は必ず機嫌が悪くなりました。「どうだった、席替え?」と父親の浩司さんが聞くと、「最悪」とか「また嫌な席」とか言い、そのまま夕食を早く終わらせて部屋に戻ってしまいます。
席替えは学期に一度か二度ありますが、毎回同じパターンです。浩司さんは最初、「席くらいで」と思っていましたが、それがタカシにとってそうではないと感じるようになりました。
ある日、タカシが落ち込んでいる理由をもう少し丁寧に聞いてみると、「前の席は窓際で外が見えたのに、今度は廊下側で先生の目が届くところだから」という答えが返ってきました。別の席替えの後には「隣がうるさい子で、授業中に話しかけてくるから集中できない」と言いました。
浩司さんは気づきました。タカシが落ち込むのは、






























