ツッコミがおいつかない!めちゃくちゃな男児との暮らしがラクになる「子育てハードルの下げ方」
男児との暮らしは、大人の常識が通用しないことばかり。「なんでそんなことするの!?」と、毎日子どもの予測不可能な行動にツッコミを入れ続け、ヘトヘトになっていませんか?
そんな時は、少しだけ子育てのハードルを下げてみると、親も子も気持ちがラクになるかもしれません。
『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』より、親子の心がふっと軽くなる「まあいっか」マインドの取り入れ方をご紹介します。
※本稿は、高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著) 『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』(実務教育出版)より一部抜粋、編集したものです。
「まあいっか」マインドで子どもも自分もラクに
「まあいっか」は、親子の心がラクになるマインドです。子どもとの暮らしの中で、親が許容範囲を広げていくこと、と言い換えられるかもしれません。「幼児はすぐ忘れるらしいから仕方ないか」「この子はこれが好きなんだからまあいっか」大好きなお母さんに、こんなふうに特性や個性を受け入れてもらえる子は幸せです。「やってみたい」とひらめいたことを行動に移せたり、「これが好き」と情熱を燃やしていることに没頭できたりする機会が多いからです。子どもにとっては、実際に体験したことが学び。そして日々の小さな「やり切った体験」が成功体験として積み上がり、自信になっていきます。
「まあいっか」の反対は「許せない」。「これだけは許せない」という指針は、しつけや家庭の文化として大切なものです。ですが、「許せない」が多すぎると、子どもの経験と可能性の幅は狭められてしまいます。子どもはフラストレーションがたまり、大人もエネルギーを使うことになります。許容範囲を決めているのは、親であるあなた自身です。「許せない」ことの理由に、ご自身が心から納得しているのであれば、それは必要なNGのはず。もし、「これはどうしてダメなんだっけ?」と迷うものがあったとしたら、NGリストからはずしたり、ゆるめたりすることを検討してみてください。男子との暮らしがまたひとつ、ラクになるかもしれません。
子どもも自分もラクに 「まあいっか」の範囲を決める
いつでも「まあいっか」と許せたり、薄目でやり過ごせたりするわけではなく、ストップをかけなければならないときもありますね。「ここまで!」と線引きをする=「まあいっか」の範囲を決めることも必要です。
子どもに線引きを伝えるときに最も大切なのは、「迷いのなさ」です。子どもは大人の心のゆらぎを見抜いています。たとえば、買い物で何かがほしいとねだられたとき。「また!?この前買ったばっかりでしょ!」と感情的に言うよりも、穏やかな笑顔で「今日は買わないよ」ときっぱり伝えたほうが、「これはどうしようもない」と子どもはあきらめます。
とはいえ、どこまでで線引きをするかについて、一度も迷ったことがないという方はいらっしゃらないでしょう。むしろ、迷いながらも「お互いにとってどうするのがいいだろう」と考えて答えを出していく毎日ではないでしょうか。「この場合はこうしよう」「うちの線引きはここ」と納得できる答えをひとつひとつつかんでいくことで少しずつ迷いが減り、それぞれの「親子の基準」ができていくのでしょう。
ただ、一度「こうしよう」と思っても、子どもの反応や変化から「やっぱり違うな」と見直す必要が出てくることもありますね。そして、どんなに経験を積んで迷いが減ってきても、次の成長過程で想像を超えることが起こる。予想しない何かがいつでも起こりうるのが、子どもとの日常ですね。
高濱正伸 (監修), 高田真弓 (著), 大塚由香 (著) 『男の子育児の「なんで?」を楽しむ本』(実務教育出版)
漫画家×花まる学習会!最強コンビによる、男の子との生活が楽しくなる本、決定版!
著者のひとり高田真弓さんが、長男・フルフルの日常を漫画家の視点で克明に観察!
ユーモアあふれる筆致で描かれる男の子の生態に、思わず笑いがこぼれる!
そして、その生態の受けとめ方のマインドセットについて、もうひとりの著者である花まる学習会・大塚由香さんがわかりやすくまとめます!





































