100均アルミ卵に新聞スクラップ…身近なモノで手軽にできる自由研究のヒント2選

nobico編集部

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自由研究といえば、「何をテーマにしたらいいんだろう…?」と頭を抱えがちですが、子どもの「面白そう!」「なぜ?」という可能性を広げる絶好のチャンスです。

今回は、小学生・中学生向けポータルサイト「学研キッズネット」主催の「自由研究EXPO」で話題となった体験型ワークショップの中から、家にあるものや100円ショップのグッズで簡単に挑戦できるおすすめアイデアを2つご紹介します。

特別な準備や難しい知識は不要。子どもの好奇心を刺激しながら、親子で楽しく取り組めるヒントをチェックしてみましょう!

※本記事は25年8月に取材・公開したものです。

100円ショップグッズで科学工作に挑戦!

100円ショップのセリアで購入できる身近なグッズを使って、科学工作が楽しめるワークショップ『なぜなに科学工作チャレンジ(ふしぎなアルミたまご編)』。その様子と実際の作り方をご紹介します。

【用意するもの】
●アルミホイル
●ビー玉
●ふた付き円柱容器
●油性ペン
●セロハンテープ
●はさみ
●定規
●段ボール
ふた付き円柱容器とビー玉以外は、家にありそうなので、費用も安く抑えられそうですね。

【1】10cm×15cmくらいの大きさに切ったアルミホイルの中央にビー玉を置きます。
【2】ビー玉を包むようにアルミホイルの上下、左右を2センチほど重なるようにおり、アルミホイルの切れ目(縦中央部分)をセロハンテープでとめます。
【3】【2】を円柱容器に入れてふたを閉めます。なかに入れたものが容器の内側にぶつかってコツコツ音が鳴るくらいの強さで色々な方向に振ります(30秒くらい。強く振りすぎるとアルミホイルが破けてしまうことがあるので注意が必要です)

ワークショップではセリアで購入できるパンダのアルミホイルを使っていました。これだと簡単にキュートな「ふしぎなアルミたまご」が完成します。家にある無地のアルミホイルに油性ペンを使って、自分の好きな模様を描いたら、世界に一つだけのオリジナル「ふしぎなアルミたまご」も作れます。

完成した「ふしぎなアルミたまご」は段ボールなどの板で坂を作って転がすと、不思議な動きが楽しめます。

子どもによって興味はさまざま

ワークショップ中、円柱容器に入れたビー玉を包むアルミホイルを「これでもか!」というぐらいにシャカシャカと振ることを楽しむ子どもや完成した「ふしぎなアルミたまご」を段ボールの坂の上で転がし、その動きに興味を示し、何度も転がす子ども。同じワークショップでも子どもが興味を示すポイントはそれぞれだと改めて感じました。

「なぜ丸い形になるのだろう?」「ユニークな模様を描きたい」「なぜ転がすと不思議な動きがするのだろう?」など、簡単なのに、研究の幅が広がる科学工作。子どもの興味に合わせて研究を深めていけるよう親もサポートできるとよいですね。

新聞を活用した自由研究

ワークショップのひとつには、朝日新聞社による新聞を活用したスクラップ自由研究も。実際の新聞記事に載っているニュースや読み物、漫画、クイズなどから好きなものを選ぶことからスタート。

サンプル記事も配られ、それを参考に子どもたちが作業を進めることができるように準備されていました。サンプルの一例として、朝日小学生新聞2025年6月11付 2面ニュースあれこれ「国際線の『特別機内食』多様に」という記事を利用したスクラップを見せてもらいました。

【用意するもの】
●新聞
●はさみ
●のり
●筆記用具
●色鉛筆

記事を切って貼り、要約、感想、調べること欄を設け、まとめていきます。オリジナリティを発揮するポイントとなるのは、「調べること」欄。ワークショップで子どもたちのサポートをしていた朝日新聞の方は、「一つの情報から主体的に興味のあることを学ぶ姿勢を育める」と教えてくれました。

「国際線の『特別機内食』多様に」の「調べること」欄には「日本の人口とおとずれる外国人の数」という記載があります。子どもの年齢に応じて、どうやって調べることができるのかなど、その手段を親が教えサポートすることは重要な気がします。
場合によっては、「外国人が多そうな場所はどこだろう?」と疑問を投げかけたり、「夏休みに多そうな場所に一緒に行ってみる?」など提案してみるのもよいかもしれません。

ワークショップに参加した子供たちは、気になる記事の内容をまとめたり、自分の意見を書いたり、思い思い楽しみながら、学びを広げているようでした。分からないことを隣に座っている親御さんに聞きながら作業を進める子どもたちもいて、活発なコミュニケーションが繰り広げられている場面も。

“正解のない学び”だからこそ出会える探究

自由研究には“正解”がありません。だからこそ、テーマ選びやその進め方に悩むのも当然のこと。しかし、視点を変えれば、日常のなかにヒントはたくさん転がっていて、悩めば悩むほど、得られるものも多いのかもしれません。
この夏、多くの子どもたちが“自分だけの問い”と出会い、深い学びが味わえますように。