泳げても事故は起きる 元教員が教える、夏休み前に子どもと確認すべき命を守る約束

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「『気をつけてね』という言葉だけでは、実際に子どもの行動を変える力はそれほど強くない」と語ります。
夏休みに増える水難事故・熱中症のリスクを踏まえ、勉強の約束より先に交わしておきたい、命を守る3つの具体的な約束を紹介します。(写真はすべてイメージです)
「気をつけてね」だけでは子どもの行動は変わらない
多くの家庭で、夏休みに子どもへ安全に関する注意が伝えられています。しかし、「危ないことをしないでね」「気をつけてね」という言葉だけでは、実際に子どもの行動を変える力はそれほど強くありません。子どもにとって「気をつける」という言葉はあまりに抽象的で、具体的に何をどうすればよいのかが結びついていないことが多いからです。
子どもが生返事で「わかってる」と答えたときも、決して注意を軽く捉えているわけではありません。ただ、その「わかっている」の中身が、親が想像しているものとは違っている可能性があります。
子どもの発達段階として、小学校低学年から中学年ごろは、目の前の楽しさに注意が強く引っ張られやすく、リスクを事前に予測して行動を調整する力が、まだ十分に育っていない時期にあたります。
これは子どもの努力不足ではなく、






























