からかわれるたび反射的に笑う小5娘…母親が洗い物をしながら聞いた本音

熱海康太
2026.10.08 11:41 2026.10.12 19:00

体育館で座って話をする小学生の女の子

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「反射的な愛想笑いは、繰り返しの経験の中で自動化された防衛反応だ」と語ります。「下手だね」と言われ即座に笑った小5の娘に、母親がその夜、洗い物をしながら聞いたこととは。(写真はすべてイメージです)

まるで練習された動作のように、間を置かずに笑顔が浮かんだ

容姿や持ち物をからかわれるたびに、条件反射のように笑う。小学5年生の娘のその様子に、母親は違和感を覚えました。

娘の友人が遊びに来たとき、その子が娘の描いた絵を「下手だね」とからかい、娘がすぐに「そうだよね」と笑って返した場面を見たからでした。

傷ついているようには見えませんでした。しかしその笑いがあまりに素早く、反射的だったことに、母親は違和感を覚えました。まるで練習された動作のように、間を置かずに笑顔が浮かぶ様子が、かえって気にかかったのです。

その後も注意して見ていると、似たような場面で娘が同じように即座に笑うパターンが、決して一度や二度ではないことに母親は気づいていきました。

反射的な笑いの正体

からかわれた瞬間の愛想笑いは、多くの場合、

熱海康太

熱海康太

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大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。