矯正箸、長く使うと逆効果に? 脳を育てる「箸の練習」3ステップ

中原麻衣子
2026.08.17 11:53 2026.08.18 12:00

お箸を使ってご飯を食べる子(写真提供:中原麻衣子)

日本人にとって身近な道具である箸。箸は幼児期の育ちで大切にされている巧緻性(こうちせい)を育むのにも役立ちます。ところが、子どもの箸の練習で頼りたくなる「矯正箸」は、美しい箸使いの観点で見ると逆効果になることがあるそうです。予約の取れない親子マナー教室を主宰する台所文化伝承家・中原麻衣子先生に、箸使いの練習について聞きました。(聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり)※写真はすべてイメージです

巧緻性を育む、箸という道具

「巧緻性(こうちせい)」とは、手や指、体を自分の思いどおりに動かす力のこと。幼児期の発達において大切な力のひとつで、脳の発達とも深く関わっているといわれています。実は、箸を使うことも、この巧緻性を育むよい練習になります。

せっかく箸に親しむなら、できるだけ美しい使い方を身につけていきたいもの。そのためにまず大切なのが、お子さんの手に合ったサイズの箸を選ぶことです。サイズが合っていないと、持ち方や動かし方を身につけにくくなります。

目安は、親指と人差し指を

中原麻衣子

中原麻衣子

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台所文化伝承家、つながるキッチン代表。美箸伝承師 創始者。『いまさら聞けない箸の持ち方レッスン』(主婦の友社)著者。累計1万人以上の子供たちやその家族と食を通じて向き合ってきた。自身の子育てから、本物を知ることの大切さを食のコンテンツを通して発信。食育と農業の視点から歳時記・旬・お箸など日本ならではの季節感やマナーを届けている。料理を教えることにとどまらない食育活動と「子供の成長に向き合う姿勢」が大きな支持を集めている。