80歳と11歳、2倍になるのは何年後?学校の勉強だけじゃ解けない計算問題

結城真一郎
2026.08.20 16:28 2026.09.08 11:50

ポイントは2人の年齢差?

 

『やらなくてもいい宿題2 』より

竜崎「いわゆる年齢算ってやつだよね。問題を解くうえでのポイントは2人の年齢差で、この場合は80と11だから69。この先、なにがあってもこれは絶対に変わらない。

おばあちゃんの年齢が少年の年齢の2倍とのことなので、比の考え方を用いて、おばあちゃんの年齢を②、少年の年齢を①と置くと、この差の①が69になるときに問題の条件が満たされる。少年の年齢は①と仮定したから、少年が69歳になったときってことだ。

さて、現在の少年は11歳。つまり69引く11で58年後──が答えになりそうなんだけど、そうは問屋が卸さない。なぜなら、そのときのおばあちゃんは138歳のはずだから。

そんな長寿の人間はこの世にいない。よって答えは『そんな日は来ない』

『やらなくてもいい宿題2 』より

数斗「正解……です」

『やらなくてもいい宿題2 』より

剛力「なんかよくわかんねーけど、さすが天才竜崎大先生!」

【答え:そんな日は来ない】

結城真一郎

1991年生まれ。神奈川県出身。開成中学・高校を経て東京大学法学部を卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し2019年デビュー。2021年「#拡散希望」が日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、同作を収めた短編集『#真相をお話しします』(2022年)は20万部を越えるヒット作となる。ほかに『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』『どうせ世界は終わるけど』など。

やらなくてもいい宿題2

結城真一郎 (著) 『やらなくてもいい宿題2 』(主婦の友社)

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