きれいに色分けした計画表が3日で放置された小6息子…母親が作り直した「小さすぎる仕組み」

元公立学校教員として多くの子どもたちと向き合い、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事を務める熱海康太氏は、「計画が続かないのは意志の弱さではなく、計画を立てる力と実行する力がまったく別のものだからだ」と語ります。
きれいに色分けされた計画表が3日で機能しなくなった小6の息子と、母親が作り直した「もっと小さな仕組み」の話です。(写真はすべてイメージです)
計画表通りに過ごせたのは、最初の2日間だけだった
夏休みが始まる前日、小学6年生のたいち(仮名)は、夏休みの計画表を作っていました。計画表は学校の宿題になっているものです。「午前中は勉強、午後は自由時間」ときれいに色分けされたその表を見て、母親の直子さん(仮名)は「すごいね、ちゃんと計画立てて」と感心しました。
しかし、その計画表通りに過ごせたのは、最初の2日間だけでした。3日目からは朝寝坊が始まり、1週間もすると、計画はリビングの隅で置かれたまま、誰にも見られなくなっていました。
直子さんは「あれだけ立派な計画を立てたのに、どうして続かないんだろう」と、たいちを責めたい気持ちと、自分の関わり方が悪かったのだろうかという気持ちの間で、もやもやとした思いを抱えていました。
「計画が続かない」のは、意志の弱さの問題ではない
計画通りに行動できないことを、多くの大人は「意志の弱さ」や「やる気のなさ」の問題として捉えがちです。しかし、子どもの自己調整に関する研究では、計画が続かない背景には、意志の強さとは別の具体的な要因があることが指摘されています。
ひとつは、計画そのものが






























